【ジャニーズJr.チャンネル便り】

HiHi Jetsゲーム企画で猪狩“無双”状態、批判コメントに向き合うTravis Japan【Jr.チャンネル週報】

2019/05/26 21:00
中村チズ子

HiHi Jetsのゲーム企画、猪狩最強説

 HiHi Jetsは通常回の「【ひらめき】ひらがなで言葉遊び!」(19日)と、メイトー・協同乳業株式会社のプロモーション動画「【推理せよ】アイスの味当てウルフゲーム!」(20日)の2本が配信中。いずれもゲーム系の企画とあって、一部ファンの間で“歩く国語辞典”と呼ばれる猪狩蒼弥が語彙力の高さを見せつけている。1本目は「ひらがなポーカー」(昨年10月公開)に続き、「もじぴったん」というカードゲームを使う言葉遊び第2弾。「1人10枚ずつカードを配布」「場に出ているカードをつなげて言葉を作る」「2文字以上の言葉もOK」といったルールのもと、1回戦がスタートした。

 最初は「いく」(橋本涼)「いくよ」(高橋優斗)「いくよん」(猪狩)「いいくよん」(井上瑞稀)まで進んだ後、最後の作間龍斗は先頭に「っ」を足して「っいいくよん」に仕上げたが、ここで井上が審議を希望。筆者は、そもそも井上の「いいくよん」も引っかかったが、メンバーは問題にせず、作間がお手つき扱いとなった。作間が「こいしーな」のフレーズを生み出した際は、同い年で現在16歳の猪狩が「そういう人がいるのかな? 作ちゃん。“恋しいな”って思うような人がいるのかな?」とイジる余裕も(ちなみに猪狩のメガネはタレントの大木凡人ふう)。

 その猪狩は「こいしーなあす(ナース)」「うたはそうる」と、ファインプレーを連発。「びりわく」でカードを使い切り、見事勝利した。2回戦は「まね」(猪狩)「いま」(井上)「まねない」(橋本)「まねないで」(高橋)「まねないです」(猪狩)「まねないですか」(作間)「うたまねないですか」(猪狩)などとつなげていき、途中の造語はテンションで乗り切りながらも、猪狩が再び一抜けした。猪狩の強さを再確認した後は、高橋&井上が“恋人になったつもり”の延長線へ。動作、声、表情まで女子になりきった井上は「かせぎ」「ねんしゅう」と、お金絡みの単語を並べ、「ねんしゅうかす」(高橋)「むり」(井上)と、奇跡的なオチがついてエンディングを迎えた。

 2本目は、新商品の「ホームランバー メロンミルク」のPR動画。ホームランバーを食べ、1人だけ違う味を食べている“ウルフ”を探し出す心理戦を繰り広げている。アイマスクを装着後、4人がメロンミルク、1人がバニラ味を実食。その最中には、猪狩が「甘いのがちょっと……」とうっかりつぶやいたほか、予想トーク中も「これはなんか、季節かかわらず食べるよね」「王道というか……」とポロリ。高橋が「この感じのアイスは、皆さん普段食べますか?」と斬り込むと、井上は「はじめましてだったから、割と衝撃受けた」と回答。「ガリさんどうでした?」(高橋)と意見を求められた猪狩は、「俺もはじめまして」とニヤつき、「こいつ怪しいぞ!」(高橋)と、矛先が向いてしまった。

 自分がバニラ、ほかの4人にメロンミルクが配られたと悟った猪狩は、「ちゃんと『食レポの企画です』って言われたら、まず甘いっていうのと、濃厚っていうのと。あとはまぁ、ちょっと珍しいよねっていうのも伝えなきゃいけないなと思う」とコメント。先ほど口走った「王道」とは真逆の「珍しい」に感想を方向転換し、メロンミルク側に合わせたのだ。それでも4人が猪狩を疑うと、「みんな誤解してると思うよ」「恐れてないんだって、俺は。食べてすぐ『甘い』って言っちゃったじゃん」と主張し、「オレンジ(味)とか甘いけど、食べて『甘い』とは言わないじゃん。俺が『甘い』って言っちゃったことに対して……。だって絞れるじゃん。要はもうバニラか、チョコか、あとなめらかプリンか、メロンミルクぐらいじゃん。イチゴとかもだけどね」と、言葉巧みに4人を誘導。

 井上の「果肉」発言を受けても、悠々とお水を飲みながら、「大丈夫だなって確信した」と猪狩はメロンミルク派を演じ切った。今度は何も話さない作間に疑惑が集まり、高橋が「(自分が食べたアイスは)どこの県で食べたいですか?」と聞くと、「よくお婆ちゃん家から発送してくる」「お婆ちゃん家はバリッバリ茨城県だけど……時期によっては送ってくれるのよ」(作間)と正直に伝えた。しかし、メロン=夕張メロンと連想したのか、高橋、橋本、井上と便乗した猪狩が「北海道」で一致団結。井上&作間は猪狩が怪しいと予想するも、3票入った作間がウルフに指定された。もちろん正解のウルフは猪狩で、すっかり騙された高橋は「あいつウザッ!」と、ご立腹。ちなみに、メロンの生産量1位は北海道ではなく茨城とのことだった。

 2回戦は、イチゴとチョコの4対1。いきなり猪狩が「なんかもう、アイドルの食べ物よね」と言うと、4人が「わかる~」と、同調。「甘すぎない、ほどよい酸味というか……」(井上)「練乳かけたいっすね」(橋本)といった会話から、視聴者側もイチゴが多数派なのかと思い込んでしまうのだが……。「みんなに聞きたい」とトークを回す高橋について、猪狩は「なんでお前が仕切ってるの!? 俺、それが気になる」「マジで優斗(がウルフ)だと思う」と指摘。結果的に高橋に票が集中し、正解発表ではなんと猪狩、井上、作間、橋本がチョコで、高橋のみイチゴを食べていたことが判明。

 実はチョコ派の4人は、自分がウルフだと察してイチゴ側に意見を合わせていたようだ。「アイドルの食べ物よね」と口走った理由を問われ、猪狩は「後々みんなチョコだったら、『いや、あの時はカマかけたんだよ』って言おうとしたの」と、種明かし。橋本は「みんなそれに乗っかったのか」と、放心状態だった。ウルフ自体は高橋で当たっており、井上、作間、橋本が1ポイント、猪狩だけ2ポイント目を獲得。

 最終戦は明らかにテンションが低い井上がターゲットになり、「ちょっと瑞稀、怪しくない?」(橋本)「瑞稀くんがね、嘘ついてる時の唇の動き具合がね……」(高橋)と、メンバーならではの的確なツッコミも。実際は4人がメロンミルクの一方、井上は“割り箸に刺さった本物のメロン”を食べさせられ、テンパってしまったんだとか。

 最後もバッチリ言い当てた猪狩が3ポイントを取り、この勝負でも圧勝。こうして2本とも猪狩の知性、勘の鋭さに恐れ入る展開となっていた。再生回数は1本目が15万台、2本目は20万台(24日時点)。

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