“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第458回】

華原朋美“妊娠6カ月発表の裏側”――「女性自身」から漂う“ありえない善意”

2019/05/14 21:00
神林広恵

小泉孝太郎の熱愛スクープに見る恐ろしい可能性

 かなり本格的かつ初めての決定的熱愛ではないか。「女性セブン」が報じた小泉孝太郎の熱愛スクープだ。そのお相手はドラマ『グッドワイフ』(TBS系)で共演した女優の芦名星。記事には2人が芦名の小型犬の散歩をする様子、そして、そのまま孝太郎の自宅へ行く様子が描かれている。さらに2人は別の日のグループデートの後、やはり孝太郎の自宅へ行ったり、1カ月の間に何度も仲睦まじい姿を目撃されているらしい。

 それだけではない。記事には芦名の愛犬を一人で散歩に連れている孝太郎の写真も掲載されている。つまり連泊愛っていうより、もう同棲なんじゃない?

 確かにこれまでにも孝太郎の熱愛報道はあった。古くはデビュー前に人妻との海岸不倫デートを報じられた(ちなみにこの時、缶チューハイの空き缶がデート現場に捨てられていて飲酒運転疑惑も物議を醸した)。さらに2011年には銀座の高級クラブホステスと、その翌年も別の女性とのドライブデート、さらに2年前にも一般女性とのデートの模様が報じられているが、いずれもデートの後、女性はひとり自宅に帰ったりと、決定的熱愛とは言い難いものだったから。

 しかし、記事では孝太郎ならではの、ある指摘がなされている。

「孝太郎さんが結婚して子供ができれば、将来、政治家になることを期待される」(孝太郎の知人のコメント)

 あっ、そうか。政治家一家に生まれ育った長男・孝太郎だが、すでに俳優として芸能界で生きているし、弟の進次郎が父親の跡を注いでいるし、“政治の世界からは一抜けた”と思っていた。もう政治の世界とは関係ないよ、と。でも子どもができれば――確かに。

 二世政治家が跋扈し、政治が世襲的職業のようになっている日本。俳優・孝太郎の子どもとはいえ、こうしたしがらみからは抜けられないのか。恐ろしい。ということはやはり政治一家のDAIGOと北川景子に子どもができたら、将来政治家になる可能性も!? そう考えるとやはりグロテスクだ、世襲政治って。

 木嶋佳苗死刑囚の3度目の結婚には驚いた。相手が「週刊新潮」(新潮社)のデスクだったから。しかもデスクは妻子と別れて木嶋と結婚していた。そんなデスクを「女性セブン」が直撃している。デスクは取材に対し、木嶋死刑囚は取材対象でなく、あくまで恋愛だと強調しているが、もし本当にそうだとしても、ぜひ記事にすべきだ。だって「週刊新潮」の編集者なんだから。

最終更新:2019/05/15 12:40
華原朋美を生きる。
朋ちゃん、元気そうで何より
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