『そっくり館キサラ』に行きたくなってきた

霜降り明星、『ものまねグランプリ』優勝に疑問の声……「漫才なのに?」「明らかに忖度」

2019/05/08 18:05
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
霜降り明星公式プロフィールより

 5月7日、『ものまねグランプリ特別編 ものまねレジェンドが選ぶ次世代ものまね芸人No.1決定戦』(日本テレビ系)が放送され、初登場したお笑いコンビ・霜降り明星が優勝した。しかし、この結果にネットユーザーからは「なんでこの人たちが優勝なの?」「完全にゴリ押し」など、不満の声が噴出している。

「タイトルに“次世代ものまね芸人No.1決定戦”とある通り、Mr.シャチホコや山田七海、やしろ優ら若手ものまねタレントが多数出演した同番組。審査員は、モノマネ界のレジェンドであるコロッケ、神無月のほか、ホリ、関根勤、井森美幸が務めました。しかし、チョコレート・プラネット、横澤夏子、平野ノラなどの芸人たちが、いかに似ているかを競うのではなく、“コント”に近いネタを披露していたため、『ただのネタ見せ番組になってない?』『全然似てないじゃん……超つまんない』『ネタは面白いけど、これはものまねじゃないでしょ』など、視聴者の反応はイマイチでした」(芸能ライター)

 その中でも、ものまね番組初登場の霜降り明星が優勝したことについて、疑問が続出している。

「霜降り明星は、せいやのモノマネに対して粗品がツッコむスタイルでネタを披露し、サザンオールスターズ・桑田佳祐や武田鉄矢など、クオリティの高いモノマネを多数披露しました。とはいえ、決勝戦に残っていたMr.シャチホコや古賀シュウといった、ものまねを専門とした芸人たちのネタも非常に完成度が高く、ネット上には『霜降り明星の優勝は明らかに忖度! ただの漫才だったのになんで?』『圧倒的にMr.シャチホコが面白かったのに、優勝できないのはおかしい』『ものまね芸人No.1を決める大会で漫才師がでしゃばるな!』など、結果に納得いかない視聴者が怒りをあらわにしています」(同)

 霜降り明星は『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)優勝に続き、粗品がピンで出場した『R-1ぐらんぷり2019』(フジテレビ系)も優勝。そして今回の『ものまねグランプリ』でも優勝を果たし、見事3冠となった。しかし『R-1ぐらんぷり2019』では、6人の審査員によって対戦相手と“同点”がつけられたにもかかわらず、「より多くの審査員から支持されたほうが勝利」というルールにより、粗品が優勝した。この結果について、ネットユーザーから「なんかモヤモヤする」「素直に喜べない……」と言われていた過去がある。

「一部では、粗品の『R-1』優勝は“出来レース”だと指摘する声もあり、以降は、霜降り明星が結果を残せば残すほどバッシングされる状態です。彼らのファンからも『さすがに最近のゴリ押しは見てて引く』『ちゃんと実力があるんだから、真正面から勝負してほしい』『ゴリ押しなんかしないで実力で売れて!』と、複雑な声が聞こえてきます」(同)

 “面白さ”の基準は千差万別なだけに、誰もが納得する結果を出すのは難しいのかもしれないが、若手芸人の活躍を後押しする番組が盛り上がることを願いたい。

最終更新:2019/05/08 18:05
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