ギリギリで生きていたいから

レオはサメに襲われ、オーランドは3階の高さから落下……九死に一生を得たセレブPART2

2019/05/03 17:00
堀川樹里

アン・ハサウェイ

 危険なことには手を出さない、エレガントな女優というイメージが強いアンだが、2014年ハワイでのバケーション中、まさに「死ぬかと思った」という体験をしている。海で泳いでいた際、「離岸流」(海岸から沖合に向って発生する強い流れ)に巻き込まれてしまったのだ。近くにいたサーファーが溺れかけているアンを救出したため無事だったが、もし近くに誰もいなかったら溺死の可能性もあった。

レイチェル・ビルソン

 人気ドラマ『The O.C.』のサマー役でブレイクしたレイチェルは16歳の時、乗っていた車がトラックと正面衝突した。車を運転していたのは男友達。かなりのスピードを出していたそうで、衝突の衝撃でぺしゃんこに。救助隊は車体の一部を切断し、レイチェルら4人を救出した。幸い、全員命に別状はなかったそうだが、レイチェルは数日間昏睡状態に陥ったという。この事故がきっかけで彼女は悪友と手を切る決心をし、真剣に女優活動を開始。その結果、サマー役を手に入れることができたと明かしている。

ドナルド・サザーランド

 名優の誉れ高いドナルドは、1970年に髄膜炎で死にかけたことがあった。映画『戦略大作戦』の撮影のため滞在していた旧ユーゴスラビアで風邪をこじらせ、地元の病院に搬送された。そこで髄膜炎と診断されたものの、その院には抗生物質がなかったためにドナルドは昏睡状態に陥ってしまったのだ。一時は心拍も停止したという。後日ドナルドは意識不明の間、青いトンネルが見え、その中に入っていたと証言。視界の先には白い光が見え、「おそらくその時、死の世界に足を踏み入れたのだ」と語った。

シャロン・ストーン

 人生で2度、死に直面したと語るシャロン。1度目は1990年、交通事故に遭い、「記憶はないけど、なんとか車から脱出した」とのこと。病院に搬送された彼女は、あごや背中、肋骨、足首に骨折などを負うほどの重傷だった。背中を固定する器具を装着され、「半年間絶対安静」を言い渡されたという。

 2度目は01年。激しい頭痛に襲われ、脳動脈瘤が原因の脳内出血だと診断された。この時彼女は「白い光を見た」そうで、死の間際まで行ったことを明かしている。

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