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TOKIO、講談師・神田松之丞への“ドッキリ”で「何考えてる?」「失礼!」と批判噴出

2019/04/25 14:59
福田マリ
きっとマボもこのドッキリには心が痛んだことでしょう……

 TOKIOの冠番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)が、4月24日に放送された。この日は、4人がスタジオを飛び出してロケに出かける「出張トキカケ」の第4弾。今大人気の講談師・神田松之丞をゲストに迎え、上野・神田広小路亭でトークを繰り広げた。

 松之丞に講談を披露してもらいつつ、「実は中学時代“ED”だった」など明け透けな告白も飛び出した。その中で最も注目を集めたのは、国分太一の「『城島茂 伝』を講談してください」というリクエスト。「城島さんの半生を講談にするとどういう感じになるのかな、っていうのを聞いてみたい」ということで、松之丞に新作の講談を作ってほしいと依頼したのだ。

 事前に城島の資料を番組スタッフから渡され、それを元に、城島が生まれてから現在に至るまでの人生を特別講談にした松之丞。「中学3年生まで、正直あんまりいい人生じゃなかった」「天性の運動音痴」といった“城島イジリ”を交えた講談だったが、城島本人は「すばらしい!」と大絶賛。「歌みたいですね。イントロがあって、Aメロがあってサビがあって」(長瀬智也)、「初めて講談見たからめっちゃめちゃ感動したね!」(松岡昌宏)と、メンバーも松之丞の講談を大興奮で見ていたよう。

 また、番組の最後には松之丞オススメのカツサンドを販売する店に全員で向かうことになったのだが、実はこれ、松之丞への“人生初ドッキリ”。店を訪れると定休日で、スタッフ・TOKIOが「松之丞が連絡してくれているんじゃないの?」と詰め寄る、というものだった。いざ店の前で「定休日」の看板を見た松之丞は「え!?」「マジですか?」と焦り。スタッフが「松之丞さんが言ってくれてるんじゃないですか?」と聞くと、松之丞は「もちろん言ってないですよ」と即答。松岡が「いやいや、それはナシでしょう!」と声を上げると、困惑した松之丞は「ドッキリでしょ?」と核心を突く一言を放った。

 これを聞き国分が「ドッキリ大成功!」の札を見せると、松之丞は「ビックリした~! そして初めてのドッキリ!」と安堵の表情を見せる。その後、TOKIOと松之丞は無事にカツサンドを食べることができ、「カツがジューシー!」「ソースがうまいね!」などと口々に感想を述べながら、カツサンドに舌鼓を打っていた。

 丸く収まったように見えたが、視聴者からは「このドッキリいらないんだけど……。スタッフは何考えてるの?」「オチも地味だし、微妙なドッキリだったね。やる意味あったのかな?」「松之丞さんに失礼なことしないでほしい。せっかくすばらしい講談を見せてくれたのに台無し……」と、ドッキリ企画は大不評。

 一方で、松之丞のトークには絶賛の声が集まっており、「『城島茂 伝』講談おもしろかった! 感動した~」「準レギュラーになってほしいくらいステキな人だった」という声が殺到。ドッキリなどで変な味付けをせず、純粋にゲストの魅力を引き出す番組にしてほしいものだ。
(福田マリ)

最終更新:2019/04/25 14:59

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