知られざる女子刑務所ライフ63

刑務所のティッシュペーパー価格はシャバの5倍! 元女囚が教える「差し入れ屋」事情

 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

■ティッシュ800枚が市価の約4.5倍!

 少し前ですが、「大阪刑務所で販売されている日用品の値段が高すぎる」として、大阪弁護士会が刑務所に3月29日付で改善を勧告したというニュースがありました。ワタクシ的には「今さら感」しかないわけですが、ええことですね。もっともっと問題にして、改善してほしいです。

 朝日新聞によると、2011年以降は全国の刑務所や拘置所などで販売委託先(差し入れ屋)が「大手商社系の民間業者」に変更されて、物品や価格が統一されているそうです。ぜんぜん「民間のよさ」が出ていないどころか、値上がりしているというからビックリです。民主党政権時代ですね……。ちなみに民間業者に変わる前は「刑務官OBらの団体」に委託されていました。天下りがやってた時よりも値上がりするなんて、意味わかりませんが。

 「勧告」では、2016年の時点でティッシュ1袋(800枚)が594円(市価の約4.5倍!)で、ほかにも11年と16年の最低価格を比べると、「男性用半袖シャツ」は300円から794円に、「男性用ブリーフ」は306円から702円に値上がりしていて、周辺の市価よりも高額としています。

そもそも刑務作業でもらえる「報奨金」の月額平均が約4,300円ですから、「報奨金に見合わない」として、「価格の見直しを業者と協議するよう刑務所に求めた」そうです。1週間に40時間も働いているのに、1カ月で4,300円ちゅうのもアレですけど。

 この勧告に対して、もちろん法務省は「スーパーマーケットなどとの単純な比較は難しい」と言い切り、「業者と協議のうえ、適正な価格を決めている。受刑者の環境や施設に合わせた」と説明しているそうです。委託先の「民間会社」は共同通信の取材に「コメントしない」と回答していました。

女子刑務所ライフ!

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