【ジャニーズJr.チャンネル便り】

Jr.が「ジャニーさんモノマネ」連発! Snow Manは宮舘が大ハッスル【Jr.チャンネル週報】

2019/04/14 21:00
中村チズ子

Jr.たちの“ジャニーさんモノマネ”が面白い

 4本目(6日公開)は、お題に沿って「せーの」でポーズをとる「KYゲーム」を実施。SixTONESの動画で過去に行ったもので、最初は「卒業式」に対して、ほとんどのメンバーが卒業証書授与の1コマを再現。HiHi Jets・橋本涼はなぜか敬礼ポーズを見せており、「学習能力がないんで、そんな早く動けないんですよ、俺」と弁解するも、田中は「日本語力も低い」と、バッサリ斬り捨てた(やはりHiHi Jetsにもシビア)。

 次は1回戦でKYだった橋本が自ら「いいですか?」と挙手し、「マイケル・ジャクソン」と、指定。美 少年・藤井は股間辺りに手を当てるポーズを決めたが、SixTONES・松村に「マイケル・ジャクソン知らんの?」と問われ、「一応知ってますね」と返答。おそらくお兄さんJr.たちの間で「一応!?」と驚きの声が漏れ、「ちゃんと知っとけよ」と言い放つ松村だった(それこそ“怖いね、先輩って”)。罰ゲームはなく、動画自体も4分23分で終了。

 いよいよラストの5本目(7日公開)は、古今東西ゲームを楽しみ、1stチャレンジは「ジャニーさん(ジャニー喜多川社長)が言いそうな一言」に決定。森本が「これ、マネする?」と確認し、モノマネありでHiHi Jets・井上瑞稀からスタートすることに。所属タレントのジャニー社長モノマネが好きな筆者は、この時点でワクワク感が増し、ここは森本のナイスな提案を評価したい。こうして「ごはん食べた?」(井上)「僕が世界のジャニーだよ」(猪狩)「貝ひも飽きたな~」(高橋)「コンビニ行きなよ~」(那須)といったキラーワードが並ぶ中、美 少年・岩崎大昇が「ごはん食べた?」で井上とかぶり、即終了。「ジャニーさんといえば」と言われてすぐ思いつくほど、ジャニー社長は頻繁にJr.の食事の心配をしているようだ(もしや、『ごはん食べた? コンビニ行きなよ』の流れ?)。

 罰ゲームはビリビリペンで、スイッチを押した岩崎は「あ~~~~!」と低い声を出しながらフレームアウト。独特なリアクションに周囲は大爆笑だった。「ちょっと大げさにやった方が」(深澤)とアドバイスされ、罰ゲームにもかかわらず再トライ。今度は胸をおさえて苦しむ大根役者ぶりで、いつもは容赦ないSixTONES・松村も、顔を隠しながらニヤついたほど。実はカットになったのか、どういう基準なのかは不明だが、美 少年・金指と浮所飛貴のジャニー社長モノマネはスルーされ、SixTONES・ジェシーから再開。すると、「二度と本土の土は踏まない覚悟はできております」(ジェシー)の一言に、周りのJr.たちは大笑い。戦争を舞台にした『JOHNNYS’ ALL STARS ISLAND』(2016年~17年)の一場面だそうで、SixTONESメンバーに甘々判定の田中は「ジャニーさんが作った舞台だから、言いそうな言葉というか……」と、許してしまった。

 対照的にTravis Japan・七五三掛龍也の「ホントもう!」は、「100万人いたら95万人に使える言葉はなし! 『ホントもう!』って、だいたいの人が言うから」(田中)とのことで、ビリビリペンの刑が確定。“先輩としてリアクションのお手本を見せる”という空気になるも、七五三掛は「あぁ~……」と、か細い声で倒れるのみ(サスペンスドラマで最初に殺される新人俳優みたい)。2ndチャレンジは「ギャルが言いそうな一言」で、逆のSnow Manサイドから始まると、村上が「今年海、16回しか行ってない~」と、発言。15歳のセンスとは思えない絶妙なワードチョイスは良かったが、リズムに乗れなかったため、初ビリビリペンを体験。岩崎、七五三掛より大きな声で「あぁ~!」と絶叫して倒れ込み、年上メンバーも村上の健闘を称えていた。

 お題を変えて「IKKOさんが言いそうなこと」で、仕切り直し。“IKKOさんが今までテレビで言ってなさそうな言葉”をモノマネで披露するのだが、Snow Man・渡辺は「どんだけ~って言わない~」と、趣旨を勘違いしており、「今のは解説になっちゃってる」(田中)とダメ出し。次も「背負い投げじゃない!」と、もはや説明になってしまい、ビリビリペンをくらった。このテーマは続いていき、森本が単語も聞き取れないレベルの発声(動物の鳴き声みたい)でボケた後、ジェシーが「じゃあ、最後俺が締めるね」と、宣言。「ブランデ~ン!」(Jr.の名前)でオチをつけたが、一番笑っているのはジェシ―自身だった。

 司会でもないジェシーが勝手に「最後」と前置きしたことで、また金指&浮所が飛ばされてしまうかと心配になったところ、深澤が「一通りそのままいっちゃって、瑞稀までやる。とりあえず、やっぱ聞きたいから。見てる人たちは、みんなのIKKOさん見たいから!」と、指示。深澤の優しさに感激した一方、正直言ってIKKOさんよりも2人のジャニー社長モノマネが聞きたかったと感じたのは、筆者だけではないはず……。「浮所からじゃない?」「浮所からいこうか!」の声がかかり、ようやく浮所&金指も参加。美 少年&HiHi Jetsの初々しいモノマネに対し、向井は「一番アイドルしてましたよ」と、褒めていた。

 やはり5グループの合同企画では若手のHiHi Jetsと美 少年の影が薄くなってしまう様子。そういった意味で、“身内ノリ”だけに収まらず、後輩にもバトンを渡せる深澤のようなMCポジションは貴重だろう。個人的に「またSixTONESかよ……」と辟易する場面も少なくなかったが、彼らのような騒がしい子たちがいなければ、企画が盛り上がらなかったのも事実。そして、SixTONES中心のノリを好む人にとっては楽しい5本になったのかもしれない。

 最後は各グループの意気込みや抱負を語る時間になり、Snow Manは「今年は9人でどっか行ったりとか、より海外の人に向けたパフォーマンスとかの動画にいろいろ挑戦していきたい」(岩本)と、コメント。Travis Japanは実施済み企画の復刻に加えて、「もっともっと新しい視点で、いろんな企画に挑戦していくっていう。何かに挑戦するっていうスタンスでやっていきたい」(宮近)と話し、「Jr.チャンネル」を通じて飛躍の1年になったSixTONESは「本当にYouTubeさんにお世話になったんで。次は僕たちが恩返しできるように、しっかりと。YouTubeを使って僕たちの知名度を上げて、みんなで盛り上げていきたい」(高地)と、決意を表明。

 残る2組も「僕たちはゲーム企画がスゴい、再生回数とかも伸びたので。コンサートとかでもできるようなゲーム企画を自分たちで作って、それでYouTubeにアップしたり、これから1年頑張っていこうかなと思ってます」(美 少年・那須)「ちょっとゆるめな動画が多かった感じもするので、引き続きゆるめな動画で頑張っていこうと思います」(HiHi Jets・高橋)と述べ、33人が整列してエンディングを迎えた。再生回数は1本目から順に65万台、47万台、40万台、34万台、38万台(12日時点)となっている。

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