ママタレにとっての子どもは、SNSの小道具?

東尾理子「点滴の痕」写真で炎上! 子どもの“体調不良”写真公開で批判されたタレント

2019/04/06 15:00
立花はるか
東尾理子公式ブログより

 熾烈な椅子取りゲームが行われているママタレ業界。生き残りをかけた戦略なのか、常日頃からSNSに子どもの様子を投稿するママタレも少なくない。中には、子どものプライバシーに関わる写真まで公開し、物議を醸すこともある。プロゴルファーでタレントの東尾理子は、3月19日、自身のブログに、0歳の次女が胃腸炎と脱水症状を起こし、病院で点滴を受けたことを報告したが、アップした写真に批判が集まることとなった。

「東尾は、『小さな手には頑張ったあとが……』という言葉とともに、点滴で紫色に腫れた子どもの手の写真を公開したため、『点滴の痕を投稿するのは、どうかしている』『炎上商法を狙っている?』と、厳しい意見が続出する事態になりました。さらに22日のブログでは、『その後もぐったり寝たままで手足も動かさず、ご飯も食べず意識ももうろうとしていたので、病院へもう一度連れて行き。そのまま入院になっていました。』(原文ママ)と病状の経過を明かしたのです。その後、無事に退院できたようですが、病気の子どもをブログに登場させる行為に対し、ネットでは『子どもの体調不良を報告って、バカ親だ』『ブログを更新している場合じゃない』など批判のコメントが噴出しました。」(芸能ライター)

 また、タレントの木下優樹菜も、風邪を引いた子どもの写真を投稿し、非難を浴びた。

「木下は昨年12月20日、自身のインスタグラムに、風邪を引いた次女とのツーショットの写真を投稿しました。体調を崩している次女は、放心状態のような表情を浮かべていますが、木下本人は肩が出た服に、キメ顔。以前にも、料理の写真を投稿した際、一般ユーザーからの批判的なコメントを世間にさらすなど、炎上騒動を起こしてきた木下なだけに、今回の自撮り写真にも『体調不良の子どもの隣で、インスタ映えの自撮りは理解できない』『具合の悪い子どもまで、インスタ映えの道具』と、大ブーイングが寄せられました」(同)

 さらに、タレントの梅宮アンナも娘の体調不良をブログで明かした。

「梅宮は3月5日に、自身のインスタグラムで、娘が原因不明の体調不良であることを明かしました。MRI検査を受ける娘を病院に連れて行ったことを報告し、『毎日いろんな事が起こりますが、大丈夫です これが人生だと思うから』と心境をつづった。これまでにも、娘の体調について、事細かに公にしていたことから、ネットユーザーからは『娘の病気を世間に知らせるって……』『SNSに病状を逐一書くのは、娘さんが可哀想』と、アンナへの非難や、娘への同情などさまざまな声が寄せられました」(同)

 SNSは自分の身近な出来事をつづる場ではあるものの、不特定多数の人々に我が子のプライバシーを発信するという行為に異を唱えるネットユーザーが多いようだった。
(立花はるか)

最終更新:2019/04/06 15:00
ユキナ育。
投稿されてる側の子どもは、学校で何か言われないのかな?
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