[ジャニーズ・メディアの裏側]

安倍首相、「世界に一つだけの花」発言にSMAPファン大歓喜! “令和”に再結成の可能性は?

2019/04/01 20:29
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

 

国民的アイドルということを実感

 4月1日、平成に代わる新元号「令和(れいわ)」が発表された。安倍晋三首相は、新元号の発表を受け、首相官邸で記者会見を行い、令和に込めた願いについて話したのだが、その中でSMAPの代表曲「世界に一つだけの花」を取り上げ、これを受けたネット上ではSMAPファンを中心に大いに盛り上がりを見せている。

 2016年の解散後、中居正広と木村拓哉はジャニーズ事務所に残留。一方で稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾はSMAP時代のチーフマネジャー・飯島三智氏とともに、“独立”。彼らの立場は、きっぱりと二分されてしまったが、現在でもSMAPメンバーが再集結し、「世界に一つだけの花」を披露することを、各方面から期待されているようだ。

 安倍首相は会見で、楽曲の歌詞を引用して、「平成の時代のヒット曲に『世界に一つだけの花』という歌がありましたが、次の時代を担う若者たちが明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そのような、若者たちにとって希望に満ち溢れた日本を、国民の皆さんとともに作り上げていきたいと思っています」と発言。これに、多くのファンからは「新時代の令和に、全員が揃って歌う姿を見たい!」という、再結成を希望するコメントが続出した。

「しかし、SMAPの“再結成”を実現させることは、非常に難しいです。当初、ジャニーズサイドは直接的ではないものの、テレビ局や広告代理店が、独立した3人を起用することに難色を示していました。しかし、結果的にこれが世間の大バッシングにつながり、現在のジャニーズ側は3人の起用情報を収集する程度に留めているようです。」(広告代理店関係者)

 3人の独立当初こそ、マスコミに対して「彼らが登壇するイベントを取材しないでほしい」と“要請”までしていたというジャニーズだが、現在はテレビ局側が、3人を取り上げることを自主規制しているという。

「つまり、テレビ局のジャニーズに対する“忖度”です。ジャニーズ側は3人の番組を打ち切ったり、ニュースなどで取り上げないようにと要請はしておらず、あくまで局がジャニーズに配慮して自主規制しているよう。しかし結果的に、ファンの不信感は局ではなくジャニーズに対して強まっています」(同)

 3月には、こうした芸能界での不正を調査すべく、公正取引委員会がテレビ局にヒアリングを行ったと言われている。

「公平性が必要とされるテレビ業界にとって、“ジャニーズ忖度”は不正に関与したと判断されかねない材料のため、公取委のジャッジには業界内で注目が集まっています。また、独立した3人や、飯島氏が代表を務める事務所への合流がウワサされる中居の去就についても、いまだに諸説飛び交っています」(週刊誌記者)

 そんな中居は、ジャニーズ事務所との契約更新日である9月が近づくと、必ず“ジャニーズ退所説”が浮上するが……。

「その3カ月前、つまり6月には中居が事務所に意思表示をすることになっているのですが、近頃中居と飯島氏の交流がなくなっているようで、少なくとも今年の独立はない模様。来年の東京五輪では、多くの仕事が見込まれているだけに、動きがあるとすれば21年以降の話ではないでしょうか」(同)

 果たして、令和の時代に、SMAPの5人で「世界に一つだけの花」が披露されることはあるのだろうか。

最終更新:2019/04/01 20:29
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