[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

言っていることは正論なんだけど……娘の小学校の保護者会でママさんにドン引きしたワケ

2019/04/01 18:34
叶井俊太郎
言っていることは正論なんだけど……娘の小学校の保護者会でママさんにドン引きしたワケの画像1
(C)倉田真由美

 3月中旬、娘ココの通う小学校で開催された、3年生最後の保護者会に参加してきました。実は以前行われた授業参観の際に、3年生は七輪を使ったもち焼きを体験しました。片づけたはずの七輪の火が完全に消えておらず、そばにあった段ボールに少しだけ燃え移ってしまい、気付いた先生がすぐに消火。念のため学校が消防署に連絡したところ、消防車が来る大事になったという出来事がありました。校長先生が今回、そのボヤ騒ぎの詳細を保護者に報告。

 そしたら1人のママが突然、校長先生に怒り始めたんですよ! しかも校長が話してる最中に。「子どもたちに万が一のことがあったらどうするのか」「毎月子どもたちは避難訓練してるのに、なぜボヤ騒ぎの時に訓練通りに避難しないのか」と、言っていることは正論なんですよ。

 でも保護者全員の前で、「ちょっと!」とか「おかしいんじゃないの!」とか、怒鳴りながら言うことじゃないと思うんですよ。 しかも校長先生が説明しているところ遮って怒りをぶつけているから、説明が全然進まないし、会話が成り立たない。だだ怒鳴り声を聞いているだけ。穏便に冷静に話せば、ほかの保護者も同意・共感してくれたと思うんですが、オレもほかの保護者も「 なんでこの人、怒鳴ってるの?」と全員固まってしまった……。本当、言い方は大事ですね。

「大人に見えてまだまだ子ども」な小4という時期

 話は変わりますが、先日ママ友3人と子どもたちでランチに行ったんです。子どもたちは食べ終わったらすぐに近くの公園へ遊びに行ってしまった。そしたら1人の女の子が、バナナの皮を持ってお店に戻ってきました。なにごとかと思ってると、ほかの女の子たちが戻ってきてなにやら揉めている……。理由はわからないけど、「なんで私だけがバナナの皮持つの?」「仕方ないじゃん!」と言い合いに。で、子どもたちのうち1人がオレの隣にいたんですが、「あーあ、 子ども同士のケンカって面倒くさい……」と小声でささやいたのが聞こえてしまい、オレは大爆笑! そんな大人っぽいセリフ、どこで覚えたんだ?

 結局ココも含めた3人が、バナナの皮を持ってた子に謝ることに。そしたら謝ってる声が小さかったみたいで、その子は「よく聞こえない!」と怒り始めました。 気の強い子だ! その子のママが「 みんな謝ってるでしょう」と言い、オレも「みんなで仲良くしなさいよ! はい、終わり! 公園に行きな!」 と言い聞かせた。同時に、大人たちも店を出ることに。

実録!!TOCANA 心霊ファイル2
怒りの表現って、結構大事なスキルよ
アクセスランキング