宮城大樹インタビュー

「テラハはバカにされる」宮城大樹が語る、『テラスハウス』で「一番キツかったこと」と現在

2019/03/31 14:00
ジョージ山田

 『あいのり』(フジテレビ系)に始まり、『テラスハウス』(同)『バチェラー・ジャパン』(Amazonプライム・ビデオ)など、最近また話題を集めているリアリティ番組。「やらせだ」「台本だ」などの論争が飛び交いながらも、素人に毛が生えたような人々がカメラの前で巻き起こすリアルな人間模様に、ついつい感情移入してしまう人も多いのでは? 

 そこで、リアリティ番組出演者の、その後を追ってみよう! ということで、今回は2013年1月から12月まで『テラスハウス』湘南編のメンバーだった宮城大樹さん(29歳)にインタビューを敢行。キックボクサーとしても活躍していた宮城さんのイマとは……?

■台本がない……は本当? 

 現在は渋谷のキックボクシングジム「TARGET SHIBUYA」の代表を務めながら、タレントとして活動されている宮城さん。そもそもテラスハウス入居のきっかけは、なんだったのでしょうか?

「単純に、有名になりたかったからですね(笑)。あとは当時、プロのキックボクサーだったので、キックボクシングをもっとメジャーなスポーツにしたいという思いがあって、それをオーディションで伝えたら受かっちゃった」

 実際に番組では宮城さんの試合が放映され、メンバーみんなで応援に行くという一幕も。販売価格3億円超えともうわさされる豪奢な家で繰り広げられる「台本のない男女6人の共同生活」。実際に「台本がない」は真実?

「ガチです(笑)! 何しゃべろうとか一切決まってなくて、スタッフさんに『(ドアの)ピンポン押してください』と言われて、え! いきなりっすか! って焦りましたね。ドアを開けた瞬間に、哲(菅谷哲也)がいて、とりあえず挨拶するしかないって感じで始まりました」

 メンバーが卒業すると入れ替わりに新メンバーが入居するというスタイルのテラスハウスにおいて、湘南編で最初から最後まで住み続けた菅谷さんと、13年1月から12月まで11カ月間という長期滞在をした宮城さんはムードメーカーとなり、番組を盛り上げました。とはいえ、最初から素を出すのは難しかったのでは?

「僕、けっこう人見知りなんです。好き嫌いも激しいし。湘南編はみんないい意味で自己中だったんで、それがうまく共存できた理由ですね(笑)。だから最初の頃の自分を見ると、めちゃくちゃカッコつけてんなと。初オンエアが終わった瞬間に、友達から『キャラどうした?』みたいな連絡がいっぱい来ました(笑)」

 カメラで撮られ続けるだけではなく、ときに炎上やネットでの誹謗中傷に遭うことも多いリアリティ番組ですが、ストレスを感じることはなかったのでしょうか?

「スタッフさんの人数も限られてるので、常にカメラを回してるわけではないし、自分は目立ちたがりなんで、撮られているのは楽しめました。SNSのバッシングも気にならなかったけど、当時はよくエゴサーチしてましたね。僕は意外と叩かれてなかったほうなんで、それはラッキーでした(笑)」

 番組で最も印象的だったエピソードについて聞くと「メンバーとのデート後、同じ家に一緒に帰らないといけないのがキツかった」と苦笑い。

「普通だったら、そんなシチュエーションって絶対ないじゃないですか! 朝、一緒に出発して、夜はまた一緒に家に帰ってくる。この帰りの時間が、微妙に気まずいんですよ(笑)。僕にとっては好きな人と同じ家で生活するっていうのが、一番新鮮でドキドキしましたね」

 テラスハウスで欠かせないのが当然、メンバー間の恋愛と友情です。卒業から5年、今でもテラスハウスのメンバーと親交はあるのでしょうか?

「最初の頃は女性メンバーともよく集まっていたけど、最近会うのは男だけですね。仲良くしてるのは、哲と島一平。3人のグループラインがあって、毎日連絡をとっています。もちろん仲良くなれなかったメンバーもいたけど、みんなの活躍はSNSで見て応援しています」

 現在、Netflixにて配信中の最新シーズン『軽井沢編』には、「ゲスの極み乙女。」の休日課長が入居するなど話題には事欠きませんが、宮城さんは視聴していないそう。

「僕、自分が入居する湘南編も、最初は見ていなかったぐらいなので……(笑)。ただテラハメンバーって、仕事とか、スタッフさんの結婚式とかで会う機会が多いので、あとで友達になることはありますね。このあいだも東京編(『TERRACE HOUSE BOYS & GIRLS IN THE CITY』)の太田光るくんと、20歳祝いで一緒に飲みました」

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