“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第452回】

田原俊彦、「女性自身」のトップを飾ったデート記事から見える“ビッグ”な自意識

2019/03/19 21:00
神林広恵

「文春」による錦戸亮の“関ジャニ∞脱退”報道の波紋

 「週刊文春」(文藝春秋)が報じた、錦戸亮の「関ジャニ∞脱退の意向」は波紋を呼び続けているが、先週の「自身」の火消し記事に続き、「女性セブン」にも同じようなトーンの錦戸関連記事が掲載されている。

 いわく、脱退の本当の理由は「(渋谷すばる脱退で)“1人でも欠けたら関ジャニ∞じゃないんじゃないか”“解散したい”とメンバーには本音を打ち明けていた」「メンバーの意見は割れていたが、時間をかけて気持ちを一つにしていった」「脱退についても一時保留」「錦戸くんの気持ちもどう変化していくのか」――。そしてジャニーズ事務所退所についてはほぼスルーだ。

 しかし、そもそも今回の錦戸脱退について、「セブン」、そして先週の「自身」が大きく後追いをすること自体が異例だったらしい。錦戸脱退を報じた「文春」がスクープ翌週の3月21日号でジャニーズ事務所のマスコミ工作について、その内情を報じている。

 それによれば、当初ジャニーズ事務所から週刊誌に「脱退問題を『記事にしないで欲しい』という通達」があったが、しかし「週刊女性」の大倉忠義脱退記事を機に、「他社も次々に取材を開始」したらしい。

 それでも「セブン」「自身」は忖度しちゃったんだろうな。長年の癒着、忖度根性もまた早々に直るものではない。

 結婚、離婚を繰り返し、風俗店勤務、AV出演など壮絶な人生が注目された今井メロだが、今週の「週女」が今井の再々婚と児童扶養手当の不正受給疑惑を大きく報じている。直撃に答えた今井は、借金があることを告白し不正受給を否定したが、こんな弱者いじめのような記事に3ページも割くなんて――。そっとしておいてあげればいいのに。

最終更新:2019/03/19 21:00
Escort to my world
赤いポルシェ大好きね~
アクセスランキング