ブラッドリーが策士だった!

「ガガとブラッドリーはヤった!?」にブラッドリーの前妻が反応するも、ガガは「だまされたわね」

2019/03/01 17:55
堀川樹里
「聞いた、オスカーちゃん。みんな騙されたんだってよ!」

 2月24日に開催されたアカデミー賞授賞式で、レディー・ガガは初主演映画『アリー/スター誕生』の共演者であるブラッドリー・クーパーと主題歌「Shallow」を披露した。その際、2人はロマンティックな雰囲気に包まれ、ガガが一瞬ブラッドリーにキスしかけたように見えたことから、Twitterでは「妻同然のパートナーがいるブラッドリーを、ガガが略奪しようとしている!」などと非難が噴出していた(既報)。

 セレブの中でもこのパフォーマンスに違和感を覚えた人は少なくなく、コメディアンで俳優のデヴィッド・スペードはインスタグラムに「この2人ヤってると思う?」との質問とともに、ガガとブラッドリーがパフォーマンスしている写真を投稿。これに、ブラッドリーの元妻で女優のジェニファー・エスポジートが、「はーっ」というコメントを書き込んだ。

 ブラッドリーは、2006年12月に結婚したジェニファーからわずか4カ月後に離婚を申請され、07年11月に離婚が成立。ジェニファーは14年に発売した自叙伝『Jennifer’s Way』で、ブラッドリーだと思われる人物のことを「おもしろく、賢く、傲慢で、他人をズル賢く操る達人」と表現している。そのため、ネットでは「ジェニファーは、ブラッドリーがガガをその気にさせたと思っているのでは」という臆測が流れた。

 一方、ガガの元婚約者で俳優のテイラー・キニーも、インスタグラムでファンから寄せられた「あなたがガガから逃られて超うれしい。#Hollyweird(ハリウッドのキモい人たち)」というコメントに「いいね!」を押し、「ブラッドリーをねっとりと見ていたガガのことをキモいとディスった!」とネットは盛り上がった。

 そんな中、現地時間27日に、ガガが人気深夜トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』に出演した。くだんのパフォーマンスについて、司会者のジミーから「みんなは、2人が愛し合ってると思ってるよ」と話を振られたガガは、白目をむき「SNSってインターネットの便所よね、ぶっちゃけ。ポップ・カルチャーに悪影響しか及ぼさない」と嫌みを吐き、「『Shallow』はラブソングなの。『アリー~』はラブストーリーなのよ。あのパフォーマンスで愛を見たと言うのなら、それでいい。だって、私たちは愛を見せたかったんだから」と説明。

 続けて、いかにブラッドリーが力を入れて『アリー~』を制作したのかを説明し、今回の「Shallow」のパフォーマンスについても、彼が事細かに演出していたと語った。「私たち2人がステージの上で強い絆で結ばれていることは、とても重要なだったのよ」と、すべては計算された演出だったと明かした。

 そして、御歳92になる大御所歌手のトニー・ベネットとコラボしていたことを引き合いに出し、「私は3年間、トニー・ベネットの体に腕を回して歌っていたのよ! ラブソングを歌う時は、聴き手にも愛を感じてほしいから」と、あきれた顔を見せた。ジミーは「トニーと不倫してたの?」と茶化し、ガガはおどけた顔に。その後、「ノー! 私はアーティストなのよ! きっと(ブラッドリーとのパフォーマンスは)上出来だったのね」と、改めてブラッドリーへの横恋慕を否定。「みんなだまされたわね」と笑った。

 放送終了後、『ジミー・キンメル・ライブ!』の公式YouTubeチャンネルにこの動画が掲載されたのだが、3月1日10時時点で視聴回数は550万回を突破。10万近い「いいね!」を集め、「ガガはアーティストとしてのプライドも高いし、プロフェッショナルな関係でしょ」「例のパフォーマンス後、席に戻った時、ガガはイリーナの頬にキスし、ハグもしてたんだし」とガガの説明に納得している人が多いようだ。

 女優としても評価され、最高級の歌手にしかオファーされないラスベガス定期公演も行うなど、キャリアは絶好調のガガ。先日、婚約者クリスチャン・カリーノとの破局が明らかになったが、パワフルな彼女なら次の恋もすぐに見つかりそうだ。

最終更新:2019/03/01 17:55
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