圧巻の演技力……でいいんだよね?

アカデミー賞授賞式での、ガガとブラッドリーのパフォーマンスは「略奪の始まり」!?

2019/02/27 16:54
堀川樹里
アカデミー賞授賞式での、ガガとブラッドリーのパフォーマンスは「略奪の始まり」!?の画像1
ガガ、もう完全に重い女になってる……

 新年と同時にスタートする、米ショービス界のアワードシーズン。昨年公開の映画『アリー/スター誕生』に主演したレディー・ガガは、ゴールデン・グローブ賞、放送映画評論家協会賞などの映画賞だけでなく、主題歌「Shallow」で世界最高峰の音楽賞であるグラミー賞にも複数ノミネートされており、次から次へと開催される授賞式にドレスアップして出席している。

 1月6日に開催されたゴールデン・グローブ賞では、ヴァレンティノの淡いブルーが印象的なイブニングドレスを着用。婚約者クリスチャン・カリーノを同伴し、彼からもらった婚約指輪を左手薬指に光らせ、幸せの絶頂にいた。13日の放送映画評論家協会賞でも、受賞した瞬間、隣に座っていたクリスチャンにキスするなど、仲むつまじい姿をみせていた。

 しかし2月10日に開催されたグラミー賞授賞式、ガガは1人で出席。婚約指輪も外し、破局がささやかれるように。19日にガガの代理人が米芸能誌「People」に破局を認めたのだが、これに『アリー』のファンが大喜び。「(映画のキャラクターである)アリーとジャクソンのように、ガガとブラッドリー・クーパーが結ばれる大チャンス!」と色めき立ったのだ。

 しかし、ブラッドリーには、モデルのイリーナ・シェイクという恋人がおり、2017年3月には長女が誕生している。10日に開催された英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)には2人で出席し、ブラッドリーは受賞スピーチで彼女に感謝の気持ちを述べ、ガガが付け入る隙はないとみられていた。

 そんなガガとブラッドリーが、25日に開催されたアカデミー賞授賞式で「Shallow」をパフォーマンス。その時のガガの表情やボディランゲージが、ブラッドリーのことを愛していると言わんばかりと話題になっている。

 授賞式中盤、舞台にグランドピアノが設置されると、客席最前列に座っていた2人は手をつないでステージに上がり、見つめ合いながら歌い始める。ブラッドリーを見つめるガガの視線は熱く、ピアノを弾く彼女の隣にブラッドリーが座って腰に手を回すと、潤んだ瞳で彼を見上げる。そして、一瞬だけキスを求めるように彼に顔を近づけた。

 その後、2人は顔を寄せ合い、濃密な雰囲気の中で曲のクライマックスを迎え、歌い終わるとガガは感極まり泣きだしそうな表情でブラッドリーを見つめる。そして自分の腰に置かれたブラッドリーの手をひしっと握りしめ、目をつぶっていた。

 このパフォーマンス放送中から、Twitterでは「映画以上にラブラブな雰囲気」「キスするかと思った」「イリーナが最前列で見ているのに! これはガガ、略奪する気満々じゃん!」と大盛り上がり。

 イギリス現地時間25日に放送された情報番組『グッド・モーニング・ブリテン』の司会を務めるメル・Bは、「ブラッドリーの彼女、めちゃくちゃ居心地悪かったんじゃないかしら! 本当に、なんてこと!」「すべてがパフォーマンスだって思いたいわ。女同士の掟ってものを破って……いや、すべてがプロフェッショナルに行われたものだって信じたいわね」とコメント。

 メルと共に司会を務めるピアーズ・モーガンも「あれは明らかに愛だよね」と言い、「レディ・ガガが婚約指輪を外し、婚約者と別れて。考えればわかることだよね。ブラッドリー・クーパーを、やりすぎってぐらい熱く見つめて」と発言。2人とも、ガガがブラッドリーに“友情以上の愛情”を持っていると推測していた。

 なお、授賞式の中継では映らなかったが、パフォーマンスを終えて客席に戻ったブラッドリーはイリーナに口づけをし、ガガもイリーナの頬にキスし、ハグしていた。この様子を見る限り、ガガのブラッドリーへの熱い思いは今のところ、ステージ上限定のようである。

 視聴者人を大騒ぎさせるほど、アリーを“憑依”させてパフォーマンスしたガガ。女優としての演技力を見せたつけたということなのだろうか――。

最終更新:2019/02/27 16:54
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