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河本準一、“生活保護イジり”に感謝も「美談にするな」「感覚ズレてる」とツッコミ続出

2019/02/26 17:33
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
次長課長公式プロフィールより

 2月25日、WEBメディア「新R25」が次長課長・河本準一のインタビュー記事を公開した。その中で河本は、2012年の“生活保護不正受給騒動”について語っているのだが、その発言が「笑えない」「美談にするな!」とネット上で批判されている。

「12年、芸人として売れたあとも母親が長年に渡り生活保護を受けていると指摘された河本。これが“生活保護不正受給騒動”となり、世間から大バッシングを浴びました。それ以降、めっきりテレビで見かけなくなりましたが、今回のインタビュー記事によると、騒動があった年から7年間、1~2カ月に1回のペースで、自身の地元・岡山県の児童養護施設や介護施設に出向き、ネタを披露したり、子どもと一緒に遊んだりといったボランティア活動をしているのだそう。今までメディアで一切明かさず続けてきたこれらの行動については、ネット上で『素直に評価できる』『いろいろあるだろうけど、反省した上で行動を起こすのは、なかなかできることではない』といった称賛もあります」(芸能ライター)

 一方で、インタビューでは、騒動当時の状況について「先輩芸人や番組MCに“生活保護”の話題で必ずイジられた」とも語って。

「この時のことを河本は記事の中で、放送ではカットされても、先輩が“生活保護”についてイジってくれれば『100%スタジオは大爆笑』と懐古。このような空気を作ってくれた先輩芸人たちについて、河本は『必ずイジってくれるのがどれだけありがたかったか』と語っています。これが、ネット上で『いやいや、生活保護は笑っていいことじゃないだろ』『なんでもネタにして笑いにすればいいっていう風潮、大っ嫌い!』『そういうこと言うから「考えが甘い」って言われるんだよ』と反感を買っています」(同)

 騒動以前は売れっ子で、テレビで目にする機会も多かった河本だが、以降は仕事が激減。そんな中、お笑い芸人仲間が精神的に救ってくれたことには、河本にも感謝の気持ちがあるのだろう。しかし、“生活保護”をイジって笑いに昇華すること、さらに河本が「ありがたかった」と話していることについては、「感覚がズレてる」と指摘する声も多い。

「記事内では、本人談として給付された全額を返納したとの説明がされており、また、反省としてボランティアを始めたと書かれていますが、世間からは『結局また生活保護をネタにしてるよね?』『この人、いつまでも不正受給ネタばっかり言ってる』『先輩がイジってくれたから許されてるって勘違いしてるんじゃない?』とツッコミが相次いでいました」(同)

 長年蓄積されたネガティブなイメージを払拭するのは、なかなか難しいもの。今後もボランティア活動への取り組みを続けながら、お笑い芸人として本来の姿を見せてほしいものだ。

最終更新:2019/02/26 17:33
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