【連載】ホス狂いのオンナたち

容姿や年齢より「使った金額」! ホス狂いたちが繰り広げる、担当ホストのエースをめぐる闘争

 ホストにハマりすぎている女たち――通称“ホス狂い”。「ホストに多額のカネを貢ぐ女」というイメージだけが横行する中、外の世界からはわからない彼女たちの悲喜劇がある。「ホストにハマらなかったら、今頃家が建っていた」という、新宿・歌舞伎町では名の知れたアラサー元風俗嬢ライター・せりなが、ホス狂いの姿を活写する。


 今日は、ホストクラブがまだ開いていないので、代わりに近所のロイヤルホストからこの原稿を書いている。

 前回、OLがホストにハマって風俗嬢になり、月に200万円を使うようになるまでの道のりについて話した。しかし、そのことについて、ひとつ補足をしておきたい。この200万円というのは、全部が全部「担当への純度100%の愛」でなしえたと断定することはできない。さまざまな要素が課金を加速させている側面がある。その一つが「女同士の戦い」だ。

 今日はこの不毛とも言える闘争について書いてみたい。

 好きなホストに会いにホストクラブへ足を運ぶのに、誰と戦うというのか。それは、「被り客」である。「ライバル」と読む。嘘だ。そのまま「かぶりきゃく」だ。

 この「被り」とは「指名がかぶっている」ことを指す。つまり、被り客とは「同じホストを指名している、ほかの女性客」のことである。もちろんこれは主観での言葉なので、被り客側から見れば、自分自身が被り客ということは忘れてはならない。全員が全員、お姫様(ホストクラブで、客は「お姫様」と呼ばれる)であり、にっくき被り客なのだ。

 ホス狂いたちは、営業時間以外にも、日夜、この被り客と場外乱闘を繰り広げている。そのフィールドは、インターネット空間かリアルの場所かは問わない。試しに、Twitterで「被り客」と検索してみてほしい。……どうだろうか。それはそれは、恐ろしい世界が広がっていただろう。

 もちろん私も例に漏れず、被り客は嫌いだった。被り客も私が嫌いだったはずだ。「殺してやる」と間接的に言われたこともある。私の知人モエ(仮名)は、一緒にホストクラブに行ったとき、被り客にグラスを投げて追い出されていた。私もついでに追い出された。

 夜職の人が集うネット掲示板「ホスラブ」には、お客さんの名前や勤務先を特定するような書き込みが投下される。まったく物騒な話である。

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