白馬から振り下ろされた人々

金銭トラブル、文春砲……“○○王子”ともてはやされたお騒がせ有名人3人

2019/02/24 15:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
北海道日本ハムファイターズ公式サイトより

 “青汁王子”としてテレビなどにも出演していた通信販売会社「メディアハーツ」の三崎優太社長が2月12日、約1億8,000万円を脱税した容疑で東京地検特捜部に逮捕された。

「三崎容疑者は18歳の時に起業し、2014年に発売した『すっきりフルーツ青汁』が大ヒット。ホスト風のルックスや、SNSで公開している豪遊生活が注目されてバラエティ番組にも進出していたほか、昨年10月には『モーニングCROSS』(TOKYO MX)で報道番組初出演を果たしていました」(芸能ライター)

 この時、本人もインスタグラムで番組出演を報告しており、トークテーマが「逃税」だったとした上で、「僕は国に少しでも貢献したいって気持ちもあり、以前の決算だけでも13億円以上の法人税を納めました、それでも税制に問題が山積みなので、最近海外への引っ越しを考えてしまいます」などとつづっていた。

「そんな三崎が脱税で逮捕されたとあって、ネット上には呆れた声が噴出しています。また、今回の事件で初めて三崎を知った人も少なくないようで、『青汁王子って……全体的にダサい』『青汁王子じゃなくて“脱税王子”じゃん』といった書き込みも寄せられています」(同)

 三崎と同じように“○○王子”と呼ばれ、世間からもてはやされた人物が、のちに“お騒がせ”な騒動を起こしたことはほかにも。たとえば、秋篠宮家の長女・眞子さまとのご婚約が延期となっている小室圭さんは、当初“海の王子”の称号で話題になっていたが……。

「これは小室さんが大学時代、神奈川県藤沢市の観光PRを目的に行われている『湘南江の島海の女王&海の王子コンテスト』に選ばれたことに由来しています。しかし、17年9月の婚約内定会見後、小室さん側に金銭トラブルが報じられたことで、現在も婚約は延期されたまま。小室さんの印象も悪くなってしまいました」(マスコミ関係者)

 そんな中、昨年の「湘南江の島海の女王&海の王子コンテスト」では王子応募者数が過去最多になったという報道もあったが、ネット上では「小室さん効果でコンテストの認知度は上がったんだろうけど、あまりイメージは良くないような……」「もう“海の王子=小室さん”だし、眞子さまのこともあるから複雑な気持ちになる」との指摘も。

「小室さんは金銭トラブルについて、今年1月に『解決済みの事柄であると理解』していたという内容の文書を公表したものの、まだまだ騒動は収束していません。それどころか、2月12日発売の『女性自身』(光文社)では小室さんの母・佳代さんの“脱税疑惑”が報じられており、さらに波紋が広がっています」(同)

 また、06年夏の甲子園大会で“ハンカチ王子”として注目され、現在は北海道日本ハムファイターズに所属する斎藤佑樹投手は、“○○王子”ブームの火付け役と言えるが、16年7月にはネット上で「おねだり王子」と揶揄されることに。

「『週刊文春』(文藝春秋)が、斎藤選手が出版社社長に“おねだり”し、高級車・ポルシェの提供を受けていたと報じたのです。それ以外にも、財布やバッグ、マンションまで提供されていたと明らかになったため、『さわやかな高校球児時代からの落ちぶれ感がハンパじゃない』『野球よりおねだりの方がうまいのでは……』『高級車が欲しいなら、自分の実力で年俸を上げないと』など、ネット上の野球ファンは相当ガッカリしたようです」(スポーツ紙記者)

 ネットユーザーの間では「○○王子って呼ばれるの、うさんくさいヤツばっかりなんだな」とも言われているが、メディアもまた“王子”の愛称を乱用しすぎているのもしれない。

最終更新:2019/02/24 15:00
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