[ジャニーズ最新言行録]

ジャニーズ事務所の重鎮、「もういいよ、キムタク。十分だよ」と木村拓哉に進退を追及

2019/01/31 09:44
死ぬまでキムタクやってよ

 ジャニーズの長男坊・近藤真彦がパーソナリティを務めるラジオ番組『COME ON! ROCKIN’ ROAD』(FM COCOLO、1月26日放送)に、後輩の木村拓哉がゲスト出演。嵐・二宮和也から聞いたという海外のワークショップのエピソードや、“キムタク”の今後の展望について語った。巷では嵐の活動休止騒動で揺れる中、ジャニーズの重鎮である2人は、自身の進退をどう考えているのか……?

 マンスリーゲストとして、1月6日のオンエアーより同番組に出演中の木村。20日放送回は主演映画『マスカレード・ホテル』(18日公開)の話になり、作品を鑑賞した近藤が「1カット、1カット大切に、計算して撮ってるな感がスゴく見えたのよ」などと、木村の演技について批評していた。そして26日は、木村がかつて出演した香港映画『2046』(2004年公開)の撮影に言及。「台本がない」「どういうシーンを撮るかっていうのも、現場に行くまでわからない」と、日本とは異なる撮影方法を明かし、近藤を驚かせた。その流れで木村は、映画『検察側の罪人』(昨年8月公開)で共演した二宮から、海外のワークショップを受けた時の実体験を聞いたと報告。

「『えーそんな、面白かった?』って言ったら、『いやぁ~、いやぁ~最悪です』って。『なんで?』って言ったら、『なんか動物になりなさい』(と指示された)。で、『動物になりなさい』って言われて、『じゃあ、お前何やったの?』って言ったら、『僕、カメレオンになったんです』って」

 木村によれば、この時カメレオンを演じた二宮に対し、演出家は「お前、なってない」と、ダメ出し。二宮は「僕カメレオンやってます」とゆっくり歩いてみたものの、「カメレオンだったら、お前擬態するはずだろ。お前丸見えだ! お前はカメレオンになってない」と、怒られてしまったとか。ジャニーズ内では“演技派”との呼び声も高い二宮の失敗談は意外にも感じるが、ちなみに木村は本人に「お前、動物のチョイスミスじゃないの?」と、指摘したそうだ。大笑いしながら耳を傾けていた近藤は「行くか今度、ちょっと一緒に」とワークショップに興味津々。木村は動物の演技ならば「1歳5カ月ぐらいの犬」に挑んでみたいと述べ、近藤は「わかった! 盛りがついた犬!(笑)」「俺はなまけものだな」と想像して楽しげにトーク。

 一方で、対談が終盤に差し掛かると、近藤は「だいたいこのコーナー、来てもらって最後に聞くんだけど」と前置きしつつ、「いつまでやりますかね? キムタク」と、直球質問。現在46歳の木村は「いつまで?」と戸惑うも、考えた末に「とりあえず、そうですね……。あとじゃあ、10年ぐらいは」と、答えた。さらに、「そんな感じ? 10年で56? 俺と同じぐらいだぜ。で、やめんの?」(近藤)と追及され、「いや。そこで何が見えるか」と、キッパリ。近藤が「そこまでは今と同じような? 良い作品があれば映画に出させてもらい、ドラマに出させてもらい、みたいな。今のキムタクを続けて。10年たったぐらいで次何しようか、みたいな?」と掘り下げると、木村は「そうですね」と、肯定。意思を確認し、「いいね、まだまだだね」(近藤)と、木村のビジョンを支持した。

 また、そんな近藤自身は現在、「爺さんっぽい体になるのがイヤ」といった理由から、トレーニングジムで体を鍛えているとのこと。木村が通うジムは自分よりも年上の会員が多いというが、これを聞いた近藤は「やっぱりジム行ってるよね? 何のために?」と、素朴な疑問を投げかけた。木村は「何のため?」と困惑し、なおも「何のためにジム行ってるの? じゃあ。キムタク?」(近藤)と問われ、「いや、えっと……」と、言葉に詰まる場面も。近藤は「キムタクのためだな、絶対に!」と、木村が世間のイメージを守る意味でも体作りに励んでいるのではないかと、推測していた。最終的には、

近藤「もう少し俺も頑張るので、木村も頑張って」
木村「(体)作ります」
近藤「もういいよ、キムタク。もう十分ですよ。また行こうか、飲みに」
木村「そうですね、お願いします」

と会話し、プライベートでお酒を飲む約束を取り付けた2人。私生活についても語り合う仲のようで、13日のオンエアーでは家族の話題に触れるなど、木村も心を開いている様子だった。近藤は番組内で対談コーナーを振り返り、「大人っぽいところでいうと、普段話さないことをこの番組で木村が話してくれたっていうのは、木村の頭の中で、やっぱりマッチさんだし(という)アイツのサービス精神があったんじゃないかって思いますね。あまり言わない家族の話してくれたり。アイツ、そういうところはちゃんと気遣い(ができる人)ですね」と、木村の対応を絶賛。この日の収録後、お礼のメールを送るつもりだとか。

 先輩の背中を追いかけつつ、今後も“カッコいい木村拓哉”であり続けてほしいものだ。

最終更新:2019/01/31 12:08

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