果たして売り上げの行方は?

橋本環奈、写真集に「商法がえげつない」の声……「握手1回1万円超」特典のワケとは?

2019/01/26 11:45
『橋本環奈 写真集 NATUREL』(講談社)

 橋本環奈の写真集『NATUREL』(講談社、2月3日発売予定)が、ネット上で「商法がえげつない」と物議を醸している。税込み3,780円という強気な価格設定もさることながら、購入特典として発表されている“セット券”の存在が疑問視されているようだ。

 同写真集の発売後である2月11日、東京・福家書店新宿サブナード店では、橋本本人による発売記念イベントが行われる。同店のサイトを見ると、整理券として「1部券」「3部セット券」「5部セット券」が用意されており、それぞれ写真集の購入冊数によって、サインの有無や握手などサービスが豪華になっていくようだ。

「この売り方について、ネット上では『同じ写真集を何冊も買わせるって、良心的じゃない『まるでAKB商法』といった批判が出ています。握手ができる『3部セット券』の合計で、1万円を超えるだけに、『握手1回1万円超えって……』と驚きの声も漏れていますね」(芸能ライター)

 橋本はもともと所属していたアイドルグループ「Rev. from DVL」を2017年3月に卒業。この直後から、橋本は芸能活動において大きな方針転換を図ったという。

「橋本のマネジメントサイドから、『アイドル』という肩書や、『天使すぎる』『奇跡の一枚』『1000年に1人の美少女』など、これまで盛んに使われてきたキャッチフレーズを、報道では控えるようにとお達しがありました。さらに、脱退した直後の『Rev.』についても、一切触れてはならないといわれたんです。イメージを一新したかったとしても、あまりにも性急すぎるだろうと、マスコミ関係者の間で話題になりましたね」(テレビ局関係者)

 その後、橋本の仕事は「女優業」がメインとなり、来月にも『1ページの恋』(AbemaTV)で、初の連続ドラマ主演を務める。その他、映画『十二人の死にたい子どもたち』(1月25日公開)『キングダム』(4月公開予定)と出演が続いており、確実に露出を増やしているようだ。

「アイドルから女優へのシフトチェンジは、成功したのではないでしょうか。だからこそ、なぜアイドルファンを対象としたような写真集の売り方をするのか、はなはだ疑問。一般的なプロモーションだけで勝負しても“大爆死”とはならないのでは」(出版関係者)

 ただ、昨今は、乃木坂46メンバーの写真集が、軒並み爆発的な売り上げを記録しているだけに、橋本サイドも、「あまりに見劣りする売り上げでは恥ずかしいという思いがあったのかもしれない」(同)という。

「写真集は1万冊で大ヒットと言われる中、乃木坂メンバーの写真集は5万部、10万部と、ケタ違いの売り上げを誇っています。白石麻衣のソロ写真集『パスポート』は、なんと30万部突破。最近、写真集を出版する人気タレントは皆、乃木坂を意識する傾向があるので、恐らく橋本サイドも『負けられない』と意気込んだのではないでしょうか」(同)

 橋下といえば、昨年11月の立教大学学園祭騒動が思い出されるが、果たしてイベント当日、どれほどのファンが集まるのか、ひそかに注目したい。

最終更新:2019/01/26 11:53
橋本環奈 写真集 NATUREL
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