関ジャニ∞横山裕の失礼な言動や「深夜に女性を追いかける」恐怖演出で番組炎上!

2019/01/07 20:00

関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞クロニクル』(フジテレビ系)のお正月特番「真夜中のおひとり様 東京大捜索スペシャル」が2019年1月1日に放送されたが、恐怖心を煽る演出やメンバーの失礼な言動に、視聴者から批判の声が上がっている。

 1日の『関ジャニ∞クロニクル』では、深夜に上野や品川、巣鴨といった街をひとりで歩いている女性に関ジャニ∞のメンバーたちが取材をするという企画がメインだった。おひとり様を探すメンバーは大きなバンに乗ってスタッフと移動し、女性を見つけるとバンを路肩に止め、メンバーが外に出て声をかける。メンバー6人が2人ずつ3組に分かれて、担当エリアを捜索した。

背後から車を近づけ声をかける演出は“恐怖映像”
 番組のロケは、深夜12時以降から早朝4時半頃にかけて行われた。泥酔しているような人がほぼ映らなかったこともあり、事前にある程度は取材対象の女性を仕込んでいたとも考えられる。しかし、女性が知らない車に無理やり連れ込まれ暴力を受ける事件を連想し、「企画自体が笑えない」「声をかけられた女性は怖かったのでは」と慮る声がSNSに溢れた。

 また、取材を断った女性に対してしつこく付きまとう、全速力で追いかける、深夜の人通りが少ない道で大きな車を背後から近づけ女性に声をかけるという演出に、“恐怖”を覚える視聴者は多かったようだ。

 なお、この「おひとり様に聞きました」というコーナーは、通常メンバーの丸山隆平がひとりで行っているもので、その際は車ではなく徒歩で対象者を探しているようだ。日頃からこの企画をやっている丸山は、一緒に行動していた大倉忠義が芸能人然とした態度で女性に避けられる傍ら、気さくに初対面の女性とも打ち解けていた。

関ジャニ∞メンバーの“おっさん感”に幻滅する
 しかし横山裕の態度は丸山とは正反対に、炎上している。

 たとえば終盤、横山裕は神楽坂でランニングをしている女性に「お母さん、ちょっと話聞くことって可能ですか」と声をかけ、女性の横を併走した。すると女性は「お母さんじゃない。失礼な」「テレビはダメ」「どうせくだらないテレビ」と取材を拒否。しかし、横山とカメラは女性を追い続け、「しんどい、やめて」「しつこいね」と言われるまで話しかけ続けた。その後、取材を断られた横山はカメラに向かって「くだらないバラエティだって」と憮然とした顔。番組もこの流れが“笑える”として放送したのだろうが、断られたにも関わらず追い続け、最終的に逆切れする態度は、ただ“失礼”なだけであった。

 また横山は、取材に応じた40歳代の女性に対し、「年下の男と付き合っていますよね?」「女の色気が出ている」「酔うと(男性の)膝とか触ったりしますか?」といった主旨の質問をするなど、初対面の女性に対してモラルの欠けた発言が多かった。安田章大とともに行動していた横山だが、女性に仕事のダメ出しをされるとそろって不機嫌な態度になる場面もあった。

 仮に登場した女性たちが「仕込み」であったとしても、セクハラ丸出しの質問は違和感がある。テレビでは大御所といわれる芸能人が、無自覚に共演者の女性に対してセクハラ的な言動を繰り返す様が日々放送されているが、横山にもそうした“テレビの常識”が染み付いてしまっているのかもしれない。

 関ジャニ∞は2017年に発売された「奇跡の人」という曲の歌詞も、昭和的な結婚観や理想の女性像を提示していると賛否両論を呼んだ。「奇跡の人」の作詞作曲は、さだまさしであるが、歌詞にはメンバーの結婚観や女性観が盛り込まれて、最近の若い女性のダメなところを並べ嘆き、理想の女性は昭和的な一歩引いた女性だと歌っている。

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 今回の『関ジャニ∞クロニクル』においても、初対面であるはずの通りすがりの女性に対する失礼な態度やハラスメント発言は、面白おかしいものとは言い難いのではないだろうか。

最終更新:2019/01/07 20:00

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