[連載]30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター【煩悩003-最終章】

“汚ベランダ”を片付けたら花が咲いた!? 32歳女性の汚部屋を4日間で掃除した結果

2018/12/31 18:30

ストリッパーの過去を捨てる「終わりの儀式」

 もうひとつ、過去を捨てる儀式も実践しました。Eさんの「ストリッパー時代の衣装」です!

上質な仕立ての衣装ばかり

 バニーちゃんから、ミニスカポリス、ミニーちゃん、セーラー服など……彼女の部屋の中には、多くの女性の夢が詰まっていました。

 状態の良いままで、まだまだ使えそうなモノばかりですが……。「これが1番、捨てたいモノでしたから。本当にありがとうございました」と、Eさん。

 ひとつも未練なく、あっさりと処分されました。

 最終日の儀式には、Eさんと筆者に加えて、担当のA子さんも来ていたのですが、興奮したA子さんが持ち帰ろうとしたほど、魅惑的なアイテムでしたよ。ネガティブな気持ちが入ったモノは、譲るのもNGなのでご注意を!

 ひとつの世界が終わりきったとき、新しい世界の扉が開きます。すべては「捨てる」からはじまります。心が晴れないと悩んだとき、モノを買うより先に手放してみてください。

 散漫していた煩悩が、ひとつの夢へと集約されますように。

 

P.S. 今年は、3人のクライアント様に出会いました。片付け後はそれぞれ、結婚、転職成功、ヨーロッパ旅行と、夢を着実に叶えています。

――「30代女子の『煩悩部屋』ビフォーアフター」は次回お休みとなります。1月14日(月)の更新をお楽しみに!

 

<プロフィール>
伊藤まき(ito maki)
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
Instagramはこちらから

 

●Eさんのお部屋・バックナンバーはこちら

<リビング編>

【3-001】“多すぎる欲望”に埋もれた30女の汚部屋
【3-002】「捨てられない!」で溢れた30女リビング
【3-003】封印されし「ミニクローゼット」を断捨離
【3-004】ネットワークビジネスの「不良在庫」を断捨離!

<キッチン編>

【3-005】「腐ったザクロ」と「モノ」に溢れる汚キッチンを清掃!
【3-006】“無料”と“流行”に汚染された30女の汚台所
【3-007】30女キッチンの「吊り戸棚」を800円で整理
【3-008】レシートまみれの「キッチンカウンター」
【3-009】ゴミに埋まる「キッチンテーブル塚」
【3-010】動画で見る「汚DK」ビフォーアフター!

<ベッドルーム編>

【3-011】動線最悪の「汚ベッド」を配置換え!
【3-012】ハンガーは「40本」あればいい!?
【3-013】汚化粧スペースは「高級ゴミの山」!?
【3-014】30女の物欲を止める「3つのルール」
【3-015】シューズボックスを大掃除!



<片付けに悩む[30代・ひとり暮らしの女性]を大募集>

自分のお部屋を片付けたい、都内近郊在住の30代女性を募集。収納ライターのito makiさんが、30代女性・ひとり暮らしの「煩悩部屋」を一掃いたします。URL先の応募要項をご一読の上、ふるってご応募ください!

★応募フォームはこちら★

最終更新:2020/02/03 18:54
クロワッサン 2018年 12月25日号 No.987 [疲れない大掃除、汚さない知恵。] [雑誌]
サイ女の皆様も、2018年の煩悩を捨ててよいお年を~!