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嵐、ファンが「恩返しプロジェクト」発案も「大変なことになりそう」と困惑の声続出のワケ

2018/12/28 08:00
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 今年11月、CDデビュー20周年に突入した嵐。同16日より5大ドームツアー『ARASHI ANNIVERSARY TOUR 5×20』がスタートし、来年12月の東京ドームまで、“国内史上最大規模”となる全50公演のツアーを開催することが明らかになったばかりだ。そんなアニバーサリーイヤーに向け、一部ファンがTwitter上で嵐に「恩返し」をしたいと、プロジェクトの始動を発表。しかし、多くのファンから「反対。嵐の努力に対して、恩を仇で返しかねない」「嵐に恩返ししたいって気持ちはわかるけど、企画として無理がある」と、批判的な意見が上がっているという。

「12月24日、ある嵐ファンのTwitterユーザーが嵐への感謝の思いを『歌にして届けたい』と、プロジェクト開始を宣言。『まだ何も決まっていません』『個人的な構想』と前置きし、歌詞をファンが考えた上で、誰かに作曲を依頼するか、既存の曲に当てはめるなど、活動内容の候補を挙げました。また、嵐の結成日となる来年9月15日に新聞広告を出すため、ネット上で資金を募るクラウドファンディングを使う可能性も示唆。ツイートによれば、プロジェクトを立ち上げたのは地方在住の高校生だといい、運営係の協力者を募集していたんです。応募条件には『嵐が好き』『責任をもって行動できる』の2点が記載されていました」(ジャニーズに詳しい記者)

 その後、同アカウントは嵐ファンから寄せられたアイデアを公開。「歌を作る」ほか、ペンライトで文字を作る、コンサートで発射される銀テープやリボンにメッセージを書いて降らせる、オフィシャルグッズや本の制作、ゴミ拾い、手書きの「ありがとう」をスクリーンに出すといった案を列挙。また、コンサート開演前に会場のファンが自主的に行う「嵐コール」に関して、「いつもと違うコール、歌」とも書かれてあり、運営参加者を集めつつ、プロジェクトの企画を決めていく様子をうかがわせていた。

 ところが、コンサートに関連する運動は、本編の演出や進行の妨げになるのではないかと多くのファンが危惧。「恩返しなら、迷惑行為やコンサートチケットの転売、盗撮とかをやめた方がいい」「特別なことする前に、転売チケットの通報、CD売り上げへの貢献が先だと思う」といった指摘や、「コンサートの雰囲気を壊すようなことはしないでほしい」「コンサートを絡めるなら事務所に許可取った方がいい。事務所が把握してないと、当日絶対失敗して大変なことになりそう」と、ネガティブな反応が相次いだ。

 25日午後7時台、プロジェクトのTwitterアカウントは多くの質問が来たと明かし、「ライブ演出は難しい」「許可がないと無理」といった指摘には、「無理だと言われてきたことをやってきたのが嵐」「できる限りのことをやりたい」との意思を表示。その約1時間後には「事務所の方へメールを送りました」と、ジャニーズ事務所へ何らかの連絡を取ったと報告し、返信があり次第、「進めていきたい」と、方針を投稿した。また、同日時点でアカウント自体を非公開にする旨を告知していたが、実際に27日現在、ツイートの閲覧は承認リクエスト制に。フォロワーは1,800人を超えている。

「フォロー許可を得ている賛成派のファンは、『プロジェクトに反対してる人へ』と、現在のプロジェクト進捗状況をツイートで知らせています。現時点でペンライト、歌やオリジナルコール、コンサート中の行動実行は『厳しい』として、逆にできる可能性があるものとして、新聞広告、コンサート会場でのゴミ拾い、歌や動画を作るなどが上がっています。27日の段階で、プロジェクトが具体的にどんなアクションを起こすのかは判明しておらず、否定派のファンはこの先どうなっていくのかと、困惑中です。発起人の“見切り発車”感は否めませんし、せめてある程度のプランを計画してから、Twitterで呼びかけるべきだったのかもしれませんね」(同)

 多数の嵐ファンの混乱を招いている「嵐恩返しプロジェクト」だが、果たして歌の制作などは実現するのだろうか。

最終更新:2018/12/28 08:00

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