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Sexy Zone・中島健人、映画『ニセコイ』が「空席ガラガラ」も……動員増の意外な可能性?

2018/12/27 08:00
この2人が出て9位って……どうしよ

 Sexy Zone・中島健人と中条あやみがW主演を務め、12月21日に公開された映画『ニセコイ』。漫画原作の人気ラブコメディーの実写版とあって注目度も高い作品だったが、土日2日間(22日~23日)の全国映画動員ランキング(興行通信社発表)では9位という、今ひとつのスタートを切った。

 古味直志氏の同名漫画が原作の『ニセコイ』は、極道一家の一人息子・一条楽(中島)と、ギャング組織の一人娘・桐崎千棘(中条)が、お互いの組織の抗争を鎮めるため、強制的に“偽物の恋人”を演じさせられることから始まる物語。「週刊少年ジャンプ」(集英社)での連載期間は2011~16年で、コミックスのシリーズは累計1,200万部を突破するほど、根強い人気を誇っている。中島と中条のほかにはKing&Prince・岸優太、島崎遥香、池間夏海ら若手キャストが名を連ね、主演の2人を中心にバラエティ『VS嵐』(フジテレビ系、12月6日放送)『ネプリーグ』(同、10日放送)をはじめ、数々のテレビや雑誌、ラジオで映画をPRしていた。

「上映前より話題になっていたものの、ランキング初登場はヒット中の映画『ボヘミアン・ラプソディ』(公開7週目)や『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(5週目)などに負け、9位でした。10位以内はすべて全国300館以上で公開した作品の中、294館の『ニセコイ』がなんとかトップ10に滑り込んだ形。とはいえ、熱狂的なファンが多い印象のSexy Zone・中島健人と、大ブレーク中のKing&Princeメンバーが出演している割に、客入りが芳しくないようです」(ジャニーズに詳しい記者)

 26日時点で公開後の詳しい動員数、興行収入は明らかになっていないが、ネット上には「『ニセコイ』やばいくらいガラガラ。昨日公開したばっかりなのに大丈夫?」「『2日目だからか空席が目立っててガラガラ」「爆死って本当なのか……」「2週間もしたら続々と上映終了しそう」といった書き込みが見受けられる。

 また、原作ファンとみられる人たちからは「25巻の内容をうまく2時間の映画に落とし込めていたと思う。見ていてあまり飽きなかった。でも、傑作とは言えない」「一言で表すと、限りなく駄作。『ニセコイ』は漫画が一番いい」「学芸会レベル。客が埋まらないのも納得」と手厳しい感想が上がり、中には「安っぽい衣装と過剰な演技、同じ音楽の使い回しがダメだった」「テカテカの制服、とってつけたようなヘアピンとリボンが不快」と、再現度に対する細かいクレームも。

 一方で、「ギャグはスベってるけど、青春恋愛ものとしてはそこそこ優秀」「キャストが全員ハマってた」「実写化成功だと思う。面白いし、役者たちの努力が伝わった」「原作はちょっとしか読んだことがないけど、違和感はなかった」と、メインキャストの演技を含めて高い評価も散見される。しかし、良くも悪くも話題性が薄いのか、客入りは順調とはいえない『ニセコイ』。しかし今後、年末年始の間に動員が伸びる可能性もあるようだ。

「原作ファンの間で有名だという『千葉県のYさん』なる人物が、映画にエキストラとして参加したことが明らかになり、ネット上が騒ぎに。Twitterのトレンドにも『千葉県のYさん』が入り、一部ネットニュースでも取り上げられました。『Yさん』の出演をきっかけに、実写版に興味をそそられた原作ファンも存在し、実際にレビューサイトには『千葉県のYさん効果で見に行ってきた』とのレポートも。人気漫画の実写版の場合、酷評が出てしまうのは仕方のないことですが、『ニセコイ』の場合は妙な“改悪”がないのか、大炎上には至っていません。それでもヒットしていない要因は、単純にキャストに集客力がないのかもしれませんね」(同)

 原作ファンの好意的なレビューを受けて、年の瀬や年明けに劇場へ足を運ぶ人は増えるのだろうか。今後の上昇に期待したい。

最終更新:2018/12/27 08:00

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もう健人からこういう映画は外してやってよ
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