関ジャニ∞錦戸亮の大阪熱愛とジャニーズの強い圧力を「告発」するツイートが拡散

2018/12/25 20:00

今月21日は発売の「フライデー」(講談社)によって、都内の牛丼チェーン店でひとりで牛丼を食べる姿をキャッチされた関ジャニ∞の錦戸亮。親近感のあるその庶民的な行動は、多くのファンをほっこりさせたようだ。

 しかし同時期、週刊誌記者を名乗る人物が、錦戸亮と吉本新喜劇のマドンナ役・金原早苗の熱愛をツイッターで匿名告発し、ファンを騒然とさせている。

 週刊誌記者を名乗る匿名アカウントは23日に以下の文章をツイッターに投稿した。

<私は某週刊誌の記者として、ある出版社に勤めておりますがこの度大人気アイドルグループのメンバーの熱愛報道をスクープしたにも関わらず、某事務所の強力な圧力により掲載を拒否されました。そのため匿名でこちらからツイートさせていただきます>
<1月からの月9ドラマ「トレース 科捜研の男」に主演する錦戸亮の新たな熱愛が発覚。相手は吉本新喜劇のマドンナ役、金原早苗>

 共にUPされたのは、二人の後姿だという写真。

 また、錦戸が大阪でレギュラー番組の収録を行う際は毎日金原の自宅に通うなど二人の関係についての詳細や、「錦戸はアイドルとしての自覚が足りない」「国民的アイドルと吉本新喜劇の芸人との熱愛は不釣合い」など、錦戸への批判も記していたが、現在このアカウントは削除されている

2018年の錦戸亮はプライベートのスキャンダル暴露が続いた
 この投稿が拡散されると一部の錦戸亮ファンが、ツイートの真偽を確かめるべく金原早苗のインスタグラムやツイッターをリサーチ。「金原がインスタグラムで履いている靴と写真の靴が一致」「金原の私物は錦戸のメンバーカラーである黄色が多い」「錦戸が吉本新喜劇をよく見に行くと発言していた」などといったことから、錦戸と金原の熱愛告発を“信憑性がある”と判断するファンもいるようだ。

 すでに金原のインスタグラムには「匂わせは止めてください」など、錦戸のファンと見られるユーザーから批判的なコメントが寄せられはじめている。

 しかし、ファンは冷静に考えなければならない。証拠とされている写真は後姿であり、錦戸と金原が恋愛関係にあることの証明としては弱いはずだ。第一に、この熱愛投稿は“匿名”であり、本当に週刊誌の記者が投稿しているのかさえわからない。信憑性があると判断するには、証拠不十分である。

 また、例のアカウントは「某事務所の強力な圧力により掲載を拒否された」と訴えているが、錦戸は今年8月に「フライデー」によって関西在住の既婚女性との不貞を報じられ、翌月には同じく「フライデー」で名古屋で一夜を共にした女性の告発文が錦戸の寝顔写真つきで掲載されるなど、女性関連のスキャンダル続きだった。

 今回の熱愛は1月からスタートする錦戸主演の新ドラマ『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)の放送を控えているから事務所が圧力をかけたことも考えられるが、8月9月も錦戸はNHK大河ドラマ『西郷どん』へ出演しており、それも重要な仕事であったはず。大河出演中のスキャンダルをもみ消す必要は、なかったのだろうか。芸能人同士の熱愛よりも人妻との不貞のほうが、アイドルとしてのイメージ低下は激しいと思うのだが……。

二宮和也や平野紫耀もネットの“匿名熱愛報道”の被害に
 ジャニーズタレントの熱愛情報をネット上で告発するケースは多発している。12月だけでも3件目だ。

 12月8日にはネット掲示板に、嵐の二宮和也の恋人とされている伊藤綾子が「一般人男性と結婚していた」という情報が書き込まれ、ファンを騒然とさせた。しかし、数時間後には投稿者自ら「自分の願望からデマを書いた」と謝罪し、事態は収束した。

 また16日には、King & Princeの平野紫耀との熱愛が噂されている女優・平祐奈が、ドラマ『中学聖日記』(TBS系)で俳優デビューした岡田健史と交際しているという情報がツイッターで拡散された。しかし、平と岡田の熱愛情報には疑問点が多々あり、平のことを嫌う平野のファンがでっち上げた“デマ”という見方が強い。

 ファンは真偽のわからない熱愛報道に踊らされるはめになったが、最も被害を被っているのはタレント自身である。

 関ジャニ∞は先月、大倉忠義が「Johnny’s web」内のブログで、ストーカー行為などファンによるプライベートの監視へ苦言を呈し、事務所の退所やグループ脱退願望があることも仄めかした。その数日後、錦戸亮も「大倉があれだけ言ってもなんも変わんねえ」「どうすればいいんだろうか?」と一部ファンによる迷惑行為がなくならないことを訴えており、メンバーがファンの行動によってストレスを感じていることは確かだろう。

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 ジャニーズタレントの“ストレス”をこれ以上増幅させないためにも、ファンは「ネット上の匿名の報道」を安易に信用せず、落ち着いてほしい。そしてこうした出所不明・真偽不明の情報があたかも事実かのように拡散することの罪深さは、差別感情などと結びつき人命を奪いかねない悪質なデマも容易に広げてしまいかねないというところにある。また、結果的に嘘や誤報であったにもかかわらず、事実として定着してしまう懸念さえあり、「うわさ」の力は侮ってはいけない。

 12月の様々なうわさに、ジャニーズ事務所やタレントが公式コメントを出す可能性は低いが、プライベートでのどうこうにファンはどっしり構えてスルーに徹してほしいものだ。

最終更新:2018/12/25 20:00
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