ゆず「重大発表」で活動休止、解散の憶測とぶ 解散するとしたら「死に別れか出馬」

2018/12/18 20:00

 今月17日、北川悠仁と岩沢厚治のフォークデュオ「ゆず」が、自身のオフィシャルサイトにて、「ゆずからのお知らせ」と題し、「今後の活動について重要なお知らせがあります」と告知した。

 ゆずが「今後の活動について重要なお知らせ」を発表する日時は、12月19日の夜9時。ゆずのオフィシャルSNS上での発表となる見込みだ。

 このもったいぶった“重大発表予告”に、ゆずファンは動揺。活動休止や解散、または深刻な病気などが公表されるのではないかと不安に駆られる声がネット上に多数上がっている。

“嬉しい重大発表”をするアーティストがほとんどだが…
 「重大発表」を予告するアーティストは少なくないが、その多くが新曲の発売やツアーの発表といったファンにとって嬉しい発表である。

 たとえば、バンド「サカナクション」も今年1月31日、翌日のラジオで「活動に関する重大な発表をする」と告知した。その際もファンからは解散や活動休止という憶測が出たが、結局、アルバムの発売であった。

 また、同じくバンド「X JAPAN」のYOSHIKIも、今年8月17日に「19日に重大発表をする」と自身のツイッターにて告知。こちらもX JAPANが3日間にわたって大型ライブを行うという嬉しい知らせであり、ファンの心配は杞憂に終わった。

 しかし一方で、告知した重大発表が、解散やメンバーの脱退というアーティストも確かに存在する。今回のゆずの場合、重大発表が“今後の活動について”であることが、ファンの不安要素になっているようだ。

ゆずが解散するときは北川悠仁が“出馬”するとき?
 さて、ゆずは1998年にメジャーデビューして以降、「夏色」「栄光の架け橋」といった名曲をはじめ、常に新しい曲を世に送り出してきた。一時は北川悠仁と岩沢厚治の不仲説も飛び出したが、現在は仲の良い関係を築いているとファンはみているようだ。

 そんなゆずが2013年に音楽番組『僕らの音楽』(フジテレビ系)に出演した際、俳優・三浦春馬の「もし、ゆずが解散するとしたらどんなタイミングだと思いますか」という質問に対して、岩沢は「死に別れでしょ。それか北川さんが出馬したとき。出馬したらゆずの活動がおろそかになっちゃうんでその時ですかねえ」と回答した。

 北川は「僕ね、よく言われるんですよ。『悠仁なら横浜任せられる』って。いやいや、無理でしょ」と冗談交じりに、北川が出馬した際は解散する可能性もあると語っていた。

 また、今年4月に発売されたアルバム「BIG YELL」では、ゆずの持つ爽やかで明るいパブリックイメージとかけ離れた政治色の強い曲が収録されている……として騒動になった。その楽曲は北川作詞・作曲の「ガイコクジンノトモダチ」。

<君と見た靖国の桜はキレイでした>
<国歌はこっそり歌わなくちゃね>
<国旗はタンスの奥にしまいましょう>
<TVじゃ深刻そうに右だの左だのって>

 といったフレーズが並ぶ歌詞で、世界平和への祈りと愛国心を歌ったもの。国歌斉唱や国旗掲揚は議論を呼び続けてきた問題で、この歌についてもネット上では賛否喧しかった。

 北川が自身の政治への想いを楽曲に託すことは初めてではなく、2000年に発売されたアルバム「トビラ」の収録曲も「政治色が強い」と物議を醸した。とはいえ、北川が音楽活動をやめてまで自ら政治の舞台に上がるということは、あり得るのだろうか。

 ゆずは来年1月に北川のバースデーライブを開催予定で、2月にはFM 大阪の音楽イベント『LIVE SDD 2019』にも出演する。昨年20周年記念イヤーを終え、このまま穏やかに活動が続いていくと信じているファンも多いことだろう。

 果たしてゆずの重大発表とは、嬉しい発表なのか、はたまた解散や活動休止といったショッキングな発表なのか。明日の夜9時まで、ファンはやきもきした状態が続きそうだ。

最終更新:2018/12/18 20:00
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