業界の裏側に迫る

ディズニー裁判、お化け屋敷ブームの弊害……2018年「テーマパーク業界」4大トピック

2018/12/30 19:00

“3.まがいもの”のお化け屋敷プロデューサー乱立

マイケルティー・ヤマグチ公式サイトより

 ここ10年以上、日本ではお化け屋敷がブームだが、その裏側で“まがいもの”のお化け屋敷プロデューサーが増殖しているという。そもそもこのブームは、山梨県富士吉田市の富士急ハイランドが、03年に本格的な大型お化け屋敷「戦慄迷宮」を導入して大ヒットしたことが始まりとされ、「歩行距離が世界一長いお化け屋敷」としてギネスブックに認定。休日には絶叫マシン「FUJIYAMA」と並んで2~3時間待ちを記録し、これだけ集客力のあるお化け屋敷は、当時異例であった。

 翌04年には、東京・お台場の商業施設デックス東京ビーチに、マイケルティー・ヤマグチ氏プロデュースの「台場怪奇屋敷」がオープンし、06年には「台場怪奇学校」としてリニューアル。これまでテーマパークのアトラクションの1つであったお化け屋敷が、商業施設内に作られヒットしたことを受け、各地で期間限定のお化け屋敷イベントが増加したわけである。同時に、「お化け屋敷プロデューサー」は脚光を浴び、90年代からプロデュースを行ってきた五味弘文氏と、前出のヤマグチ氏がメディアに登場するようになったが、ここ数年、Twitterなど各種SNSにおいて、お化け屋敷プロデューサーを名乗る人が乱立しているのだ。

 一部のプロデューサーは質の良いものを作れず、それ以前に、ほとんど本業として成立していないようで、生活は貧窮しているという。中にはほぼ素人のような人まで活動しているらしく、器物破損や事故といった問題を起こすなど、誤魔化しながらの活動が見受けられる。

 以前、ヤマグチ氏にお話を聞いた際、お化け屋敷プロデューサー乱立について、「お化け屋敷は、文化祭で定番の出し物。質を問わなければ、素人でも作れるのです。合わせて、昔からの見物小屋などのイメージから、お化け屋敷は低俗なものと思われてしまうのがネックです。文化祭は生徒たちが楽しめれば成功ですが、事業としてのお化け屋敷は、お客様からお金をいただくものですし、また社会性まで考えて作っているんです。質そして信頼性の高いものを提供できなければなりません」と意見を述べていた。筆者としては、せっかく盛り上がっているお化け屋敷ブームだけに、質の低いお化け屋敷にお金を使って後悔した客が増えることは、是が非でも防ぎたいものだが……。

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