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NEWS・加藤シゲアキ、『NEWSな2人』で“夜の街をさまよう少女”への支援の必要性を指摘

2018/12/03 11:49
今日もカトシゲは優しかった……

 NEWS・加藤シゲアキと小山慶一郎がMCを務める『NEWSな2人』(TBS系)。11月30日深夜の回では、加藤が夜の繁華街をさまよう少女たちに迫った。

 昨年、警察に家出などで行方不明届けが出された未成年の数は、約1万7千人。さらに家出少女などの未成年が児童買春や犯罪に巻き込まれたのは、1年間で約13万件にものぼるという。夜の街をさまよう行き場のない少女たち。彼女たちは何を思い、何に悩んでいるのか?

 加藤が向かったのは、新宿区役所通りにあるピンクのバス。「すっごいピンクだ。『あいのり』(フジテレビ系)のラブワゴンじゃないの?」と加藤は言いながら、さっそくこのバスを運営している一般社団法人Colabo代表の仁藤夢乃さん(28)に取材する。

 このバスは、10代の女子中高生向けの無料のカフェで、月に4回新宿と渋谷で開催。家で虐待されたり家に帰れなくて街をさまよう少女たちの居場所をつくりたいと思ってつくられたそう。無料で化粧品やコンドーム、生理用品などを配布しているという。そんな仁藤さんも「15、16歳の頃に家出をし、周りに頼れる大人がいなかったため、このようなバスを企画した」と語る。

 そんな中、カフェに来ている女の子に加藤が話を聞くと、中学3年の女の子は、「そんなに家にも帰りたくない時に、どうしようと思った時に、ここがあるから行こうかなって。昨日おとといと友達の家に泊まってるので、今日は帰ろうかな」と、家に帰りたくないことを告白。「なんで家帰りたくないのかな?」という加藤の問いには「ちょっと……」と言葉を濁した。

 また、事情があって家に帰れない場合には、保護する施設「シェルター」も存在。「虐待とか性暴力の被害にあったりして、帰るところがない女の子たちが逃げて来られるシェルターになっています。暴力や性売買を斡旋する業者とか加害者の人たちが、被害にあった少女を探して追いかけてくるっていうことがあるので住所などは公開していない」と仁藤さんは話す。

 今回、そのシェルターも加藤は取材。そこで暮らしている絵里さん(21、仮名)は、「中1の時に母親が再婚し、義父から虐待を受け、母からも虐待されていた」「中3の時に祖母の家に逃げたが、そこに住んでいたいとこの父親に性的虐待を受けていた」と衝撃の事実を語った。

 加藤が「性的虐待ってさ。どういう……」と聞きにくい質問をすると、「簡単に言ったら一番最初にやった相手はいとこのパパです。15歳の時」と返答。それを聞いた加藤はしばし絶句。その後、彼女は仁藤さんが書いた本と出会い、連絡をとって、ここで暮らすことになったという。

 そんな絵里さんは「一番ここに来ていいなと思うことは、ご飯をひとりで食べなくていいこと」と大勢でご飯を食べることがうれしいと話し、「普通にまともな家庭を持ちたい」と将来の展望も語っていた。

 取材を終えた加藤は、「家出をしているような女の子たちと話して、どこにでもいる純粋で素朴ないい子って感じだし、一見するとすごく素敵な家庭で育っていそうな子たちばかり。だから近くにいても気付けないんだなとも思ったし。そこに気付けていない自分もショックでしたけど、それだけの子たちがいるんだったら、もっと支援の活動や場所や人が増えていく必要があるなっていうのは感じました」と支援の必要性を指摘した。

 SNS上では、「若者に話しかけるシゲちゃん……本当に優しい話し方だったなぁ……」「なんか無料提供に『生理用品』はわかるけど『コンドーム』ってまだ引っかかってる」などの声が集まっていた。

最終更新:2018/12/03 11:49

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