ここへ来て新たな展開が!

「今の自分と同じ気持ち……」『獣になれない私たち』7話、上野と松任谷の本音に共感続出

2018/11/28 18:00
『獣になれない私たち』(日本テレビ系)公式サイトより

 11月28日夜10時から第8話が放送される、新垣結衣主演の『獣になれない私たち』(日本テレビ系)。視聴率は第1話11.5%、以降は6~8%となっていたが、第6話で10.0%に回復。しかし、第7話は8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)に下落している。

 同ドラマは、常に笑顔で仕事も完璧な頼れる女性・深海晶(新垣)と、人当たりが良い好青年・根元恒星(松田龍平)が織り成す物語。2人とも表向きでは“良い人”なのだが、晶は周囲に気を使い続けることに疲れ、恒星は内心誰のことも信用していない。「獣のように自由に生きられたら」と、願う2人の偶然の出会いは、現代社会を生きる大人のリアルなラブストーリーに発展していく。

 第7話では、晶の勤める会社のSEたちが、こぞって有給休暇に入ってしまう。社長の九十九(山内圭哉)が監視カメラを設置したことにより、社員の誰もが息苦しさを感じているのだ。さらに、仕事をサボりがちだった松任谷(伊藤沙莉)と上野(犬飼貴丈)も監視カメラに怯え、精神的に参っていた。その様子を見かねたSEチームのリーダー・佐久間(近藤公園)は「深海さんは平気なの?」と晶を心配するが、晶は「正直今までと変わらないっていうか…」と苦笑い。

 そんな中、取引先である樫村地所との会議の予定が入っていることを思い出した上野と松任谷。突然テキパキと動き出し、会議の準備を率先してやり始めた。会議室には監視カメラが付いていないため、九十九の監視を免れた2人は、仕事や取引先についてダラダラしゃべりながら準備を進めることに。

 すると松任谷は、愚痴ひとつ言わず働く晶を“完璧超人”と表現し、「深海さんから頼られたこともないし」とつぶやいた。それを聞いた上野は「頼りようがないのでは?」とツッコミを入れつつも、晶の完璧っぷりには同意。そして松任谷は、仕事に力を入れない理由を、どれだけ真面目に働いてもどこか抜けてしまうからとし、「期待されなきゃがっかりされることもないもん」と発言。すると上野は「生まれてこの方期待されたことがない…」と切なそうに言葉を返すのだった。

「会議室の外で立ち聞きしてしまった晶は、やる気を引き出すためにわざと『期待の部下』と声をかけるように。2人の本音に視聴者からは、『期待されないって結構つらいよね』『松任谷さんの理屈が理解できてしまう』『今の自分と同じ気持ちだわ』と共感の声が続出しました」(芸能ライター)

 第8話で晶は、業務改善のためにスタッフの増員を提案。すると、九十九から採用係を任されてしまい、結局晶が面談に臨むことに。そして迎えた面談当日、会社にやってきたのはなんと京谷の元カノ・朱里(黒木華)だった。突然の再会に困惑の表情を隠せない晶だったが、一方の九十九はなぜか朱里を気に入り、採用してしまう。

 そんな中、恒星の元には行方不明だった兄・陽太(安井順平)が発見されたと連絡が。酔っ払いから財布を盗もうとしていたところが見つかり、警察に捕まっているという。恒星は、しばらく会っていなかった兄を迎えに行くかどうか躊躇していたものの、陽太の身柄を引き受けることを決意。しかし、目を離した隙に陽太は恒星の事務所から逃走し、再び行方をくらますのだった。

「監視カメラの設置で社内の空気は大きく変わりましたが、『みんな真面目にやれば晶の負担が減りそう』『監視カメラめっちゃ効果あったのでは?』などの意見も。晶の望む業務改善がどこまで実現するのかに注目が集まっています」(同)

 朱里は晶の会社にどんな変化をもたらすのか、次週も見逃せない。

最終更新:2018/11/28 18:00
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