[ジャニーズ・メディアの裏側]

木村拓哉と稲垣吾郎、映画会見でバッティング寸前――“飯島氏の判断”とジャニーズの関係

2018/11/22 11:45
ドキドキしちゃう

 木村拓哉と稲垣吾郎の“バッティング”をめぐって、芸能マスコミがざわつきを見せていたという。11月20日午後、木村は主演映画『マスカレード・ホテル』の完成報告会見に登壇。そして会見終了から約1時間後、稲垣は同じく主演映画『ばるぼら』の製作発表会見に登場していたのだ。

 2016年のSMAP解散後、木村と中居正広はジャニーズ事務所に残留し、稲垣と草なぎ剛、香取慎吾の3人は、元マネジャーの飯島三智氏と合流し、「新しい地図」として活動するように。当初、ジャニーズサイドはメディアに対して、3人の取り扱いについてのさまざまな“裏ルール”を設けていたという。

「圧力をかけてつぶす、といった強硬手段には出ていないものの、同じ番組でそれぞれの話題を取り上げない、新聞や雑誌は担当記者を区別するなど、ジャニーズ側からいくつかの“注文”が出ていました。よって、今回も同日に記者会見に出席したとあって、ジャニーズサイドから何らかの措置が取られるのでは……とウワサされていたんです」(テレビ局関係者)

 結果的に、『マスカレード』は会見終了後、すぐにウェブ上にニュース記事が配信されたが、一方の『ばるぼら』は、翌21日の夜になって初めて情報が解禁された。

「会見場では、ウェブニュースは21日の21時以降、新聞も22日付の紙面での解禁を厳守と、念押しされました。その理由は『海外メディアとの時間調整の兼ね合い』とのこと。真偽は不明ですが、これによって、稲垣と木村が同じタイミングで取り上げられることはなくなりました」(芸能記者)

 しかし、稲垣の情報解禁が1日遅れたことで、少なからず「ジャニーズによる圧力」を疑う声も出ているようだ。

「ただ、近頃ジャニーズは目に見える圧力は控えるようになっているし、稲垣と木村がバッティングしていることをジャニーズ関係者が知ったのは、会見当日だったそう。むしろこの『1日遅れ措置』は、飯島氏が木村へ配慮したようだと、関係者の間ではささやかれています。ジャニーズとの関係こそ、決して良好ではないものの、木村に関しては飯島氏からすれば、今でも“身内”という認識を持っているでしょうから」(前出・関係者)

 SMAPをめぐっては、20日放送の『歌のゴールデンヒット』(TBS系)で、『世界に一つだけの花』が不自然なまでにスルーされた取り上げたことから、ファンをはじめとしてジャニーズの圧力説がささやかれ、炎上している。しかし、今回の稲垣と木村に関しては、SMAPメンバー同士の相互協力が見え隠れする、心温まるエピソードに昇華されているようだ。

最終更新:2018/11/22 11:45

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