矢口真里と狩野英孝の“業界内評価”が急上昇中! 失うものがないスキャンダル芸能人の強さ

2018/11/14 10:00

 1回のスキャンダルが、芸能生活に終止符を打ちかねない最近の芸能界。特に男女関係に関するスキャンダルは致命的で、小出恵介も高畑裕太も芸能界復帰のめどは立っていない。だが、辛うじて踏みとどまった芸能人は、逆に強くなって帰ってくるパターンもあるという。

「未成年者との交際が発覚し、一時謹慎していた狩野英孝ですが、実はバラエティー番組スタッフからの信頼はとても厚い。現状はまだ、かつての大ブレーク時に比べると仕事量は少ないですが、狩野をキャスティングしたいというスタッフはかなり多い。あの天然キャラは破壊力があるし、人柄的にも愛されています。“狩野を使いたい”という声については、むしろ騒動前よりも多いかもしれない」(テレビ局関係者)

 しかし、淫行疑惑というイメージの悪さから、狩野をキャスティングできない事情があるというのだ。

「スポンサーなどは確かに嫌がるので、まだちょっと早いのでしょうね。ただ、世間が騒動を忘れるころには、狩野は今まで以上に活躍すると思いますよ」(同)

 また、自身の不倫がきっかけで大バッシングを受け、一時期活動停止していた矢口真里もまた、“強くなって帰ってきた”と言われている。制作会社スタッフはこう話す。

「女性タレントの中では、もともとNGが少ない方ではありましたが、不倫騒動以降はもっとNGがなくなった。自分の不倫ネタをいじられるのはもちろん、そこそこの下ネタもOKになっていますからね。元アイドルという肩書があって、ここまでいけるのは相当珍しい」

 近頃、矢口は、AbemaTVなどのネット番組に出演する機会が多い。

「地上波に比べて表現の幅が広いネット番組では、矢口のポテンシャルは最大限に発揮できるということで、本当に重宝されていますね。Amazonプライムで配信されている『野性爆弾のザ・ワールドチャネリング』シリーズでは、くっきーのハードな下ネタに体当たりで応じていますが、笑いのためにあそこまでできるのは本当にすごい。一回地獄の底を見てきただけあって、本当に肝が据わっている。失うものがない芸能人の強さが出まくっていますね」(同)

 それでも、逆に言うと、今の矢口のポテンシャルを生かせるのはネット番組だけだということでもある。

「矢口だけでなく狩野もそうなんですが、スキャンダルを経てパワーアップしているというのに、地上波でその力を見せることができないのは残念。たまに地上波に出ても、そのすごさが伝えられるだけのパフォーマンスはさせてもらえないから、結局『スキャンダル芸能人のくせに地上波に出るな!』と、また叩かれてしまう。せっかくの素材を生かしきれない地上波は、本当にもったいないことをしていると思います」(同)

 年々スポンサーの力が強くなり、表現規制が厳しくなっている地上波で、矢口や狩野が思いっきり活躍できる日は来るのだろうか……?

最終更新:2018/11/14 10:00
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