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『けもなれ』にも!? 『結婚相手は抽選で』5話、奈々のセリフに“ドラえもん”登場

2018/11/10 21:00
『結婚相手は抽選で』(フジテレビ系)公式サイトより

 11月10日夜23時40分から第6話が放送される、野村周平主演の『結婚相手は抽選で』(フジテレビ系)。視聴率は第1話2.8%、第2話3.4%、第3話2.8%、第4話3.2%、第5話2.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と推移している。

 同ドラマは、25〜39歳の未婚男女を対象に抽選で見合い相手を決める「抽選見合い結婚法」が制定された少子高齢化社会が舞台となっている。その法案によって、人付き合いが苦手なオタクで潔癖所の主人公・宮坂龍彦(野村周平)も、抽選で定められた女性たちと出会うことに。さまざまな出会いがきっかけとなり、少しずつ龍彦が成長していくというストーリーだ。

 第5話では、ついに龍彦と奈々(高梨臨)が見合いをすることに。テロ撲滅隊行きにリーチがかかっている奈々は、龍彦から断ってもらおうと、派手な服に身を包み“手が届かなそうな女”を演じる。しかし、美人の奈々に気後れした龍彦は「どうぞ断ってください」と及び腰。焦った奈々は、再び龍彦と会う約束を取りつけるのだった。

 数日後、前回と同じ喫茶店で会った2人は、そのまま「お好み焼き屋」に行くことに。すると龍彦は、わざわざ購入したヘラを持参して入店。その様子をいぶかしげに見つめる奈々だったが、手馴れた手つきでお好み焼きを作る龍彦と自然に談笑をし始める。ところが、お好み焼きが出来上がった瞬間、龍彦から強引にヘラを奪った奈々は、店のヘラに持ち替えて龍彦の口に押し込んだ。すると、最初は嫌がっていた龍彦も、次第に「おいしい」と食べられるように。

 そんな中、龍彦の元に見合い終わりの北風(松本享恭)が。北風の様子がいつもと違うことに気づいた龍彦は、「何かあったの?」と尋ねることに。すると北風は、自身がゲイであることを告白し、LGBTを含めた多くの若者が「抽選見合い結婚法」に苦しんでいると涙を流すのだった。

「同話では、いろいろなものが出てくる龍彦のリュックを見て、奈々が『ドラえもんのポケットみたい』と言うシーンが描かれます。このセリフには視聴者から『奈々ちゃんの言葉で笑顔になる龍彦になんか泣きそうになった』『めちゃくちゃほっこりする』といった声が。実は10月24日に放送された『獣になれない私たち』(日本テレビ系)にも“ドラえもん”が登場。田中圭演じる主人公の恋人・京谷が『ドラえもんはいないんだよ、引き出しあけたって』と言うシーンが描かれました。この一致に『また違うドラマにもドラえもんの台詞が出てきそう(笑)?』と反応した視聴者もいるようです」(芸能ライター)

 第6話では、北風の話を聞いた龍彦が法改正に向けて動き出す姿が描かれる。これ以上、法律による被害者を増やさないために、龍彦は「抽選見合い結婚法 改定案 上申書」を作成。そして、龍彦から「上申書を見てほしい」と頼まれたフリージャーナリストのひかり(大西礼芳)は、その上申書を持ってある行動に出ることに。

 一方、奈々の元カレである嵐望(大谷亮平)は、見合い相手・好美(佐津川愛美)にプロポーズ。突然の出来事に思わず舞い上がった好美は、さっそく地元で暮らす母・あき恵(山口美也子)に連絡。しかし、嵐望と直接会ったあき恵は、好美に「あの男との結婚はやめなさい」と、プロポーズを断るよう告げるのだった。

「第6話予告では、龍彦に対して奈々が“あーん”をする場面が。奈々は潔癖症の龍彦にお店の箸で食事させるために5話でも同じようなことをしており、視聴者からは『2人ともめっちゃお似合い! うまくいくといいなぁ』『恋愛要素がないドラマだと思ってたけど、2人にはくっついてほしい』と期待の声も上がっていました」(同)

 ついに法律に対して真正面から向き合い、動き出す龍彦。多くの若者たちを苦しめる「抽選見合い結婚法」を変えることはできるのだろうか。

最終更新:2018/11/10 21:00
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