今後の展開に注目!

「ここでマナーを学べるとは」『黄昏流星群』3話、「手土産の渡し方」問題が話題に

2018/11/01 19:00
『黄昏流星群』(フジテレビ系)公式サイトより

 11月1日夜10時から第4話が放送される、佐々木蔵之介主演の『黄昏流星群』(フジテレビ系)。視聴率は第1話と第2話が7.3%、第3話が6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と推移している。

 同ドラマは、弘兼憲史の漫画『黄昏流星群』が原作となっており、人生の折り返し地点に差し掛かったサラリーマン・瀧沢完治(佐々木)が、旅先で出会った女性・目黒栞(黒木瞳)と禁断の恋に落ちるというストーリー。完治の妻・真璃子(中山美穂)も自分よりはるかに年下の日野春輝(ジャニーズWEST・ 藤井流星)に惹かれていくが、彼は瀧沢家の一人娘・美咲(石川恋)の婚約者。許されない思いを抱えながら、人生に葛藤する男女の姿が描かれる。

 第3話では、完治の元職場に忘れ物を届けに行った真璃子が、秘書の篠田薫(本仮屋ユイカ)から完治が出向になったことを聞かされる。完治に嘘をつかれていたことにショックを受けた真璃子は、今までの不満を全て完治にぶちまけ、美咲も「自分が結婚するまで出向は先延ばしにしてほしかった」と激怒。春輝の母親は、相手の家柄を気にするタイプの人間だというのだ。

 そんな中、春輝の母・日野冴(麻生祐未)の実家へ挨拶に行くことになった美咲は、手土産を持って訪問。出迎えてくれた冴に紙袋ごと手土産を渡し、さっそく家に上がることに。しかし、和やかなムードで食事をしていたのもつかの間、冴は美咲の勤務先や両親のことについてあれこれ質問し始めた。さらに、「お父様は、確か若葉銀行でしたっけ?」と問いかけ、完治の出向を言い出せない美咲を困惑させる。

 そして美咲が帰宅した後、春輝は冴に美咲の印象を聞くことに。すると冴は、美咲の家柄や育ちの良さを褒めつつも、「お土産を袋のまま渡すのはどうなのかしら……」とチクリ。彼女が犯したマナー違反を、これ見よがしに指摘してみせるのだった。

「手土産を袋のまま渡すべきではない、というのはマナーとして正しい指摘になります。視聴者の中には知らなかった人も多く、『紙袋のまま渡しちゃいけないの!? 全然知らなかった』『育ちがいい家庭はいろいろ大変そうだな』『こんなところでマナーを勉強できるとは』と驚きの声が。しかし中には 『それで婚約者を見下すのも品がない』『めんどくさい姑になりそう』と冴をよく思わなかった人もいるようです」(芸能ライター)

 第4話では、瀧沢家に再び春輝がやってくることに。春輝と初対面の完治は、美咲のためを思って年収や家族のことを尋ねるが、あまりにも率直な質問を繰り出す完治に美咲は怒りが収まらない様子。一方で、完璧な答えを返す春輝。春輝が帰った後、完治は美咲にきつくあたられてしまう。

 そんな中、荻野倉庫での完治は、社員とうまくいかないどころか、些細な誤解をきっかけに完全に孤立していた。すると、その様子を見ていた栞は「銀行の常識が通じないこともある」と優しくアドバイス。いまだ深い関係になってはいないものの、2人きりで会う時間を重ねている完治と栞は、少しずつ距離を縮めていくのだった。

「完治と栞、春輝と真璃子がそれぞれ仲を深めていく裏で、美咲もなにか大きな秘密を抱えている様子。『美咲と春輝は絶対うまくいかない』『美咲だけ一途ってことはないよね』と推測する人も多く、今後の展開に注目が集まっています」(同)

 互いの秘密が明らかになったとき、家族はどんな選択をするのだろうか。次回も目が離せない。

最終更新:2018/11/01 19:00
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