[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

娘ココがバスケチームに入部! コーチの飲み物を自腹購入、カギの管理に出欠確認まで保護者の負担大

2018/11/05 19:00
(C)倉田真由美

 小学3年生の娘ココは、毎週土曜日に「かけっこ教室」に通っています。が、突然「もう行きたくない!」と言い始めました。理由を聞くと「生徒の中で走るの一番速いから、教室にいっても意味ないでしょ!」。確かにココは幼稚園の時から走るのだけは速かった。小学校の運動会のリレーも3年連続で出場してるし、 学年全体でトップクラスだと思う。そう考えると「かけっこ教室」に通う意味ないかも。

 替わりになにか習い事はないかなあと思っていたところ、ココが通ってるバドミントンクラブのママから「うちの娘、最近バスケットボール部にも入部して送迎が大変」という話を聞きました。「へー! バスケね。女子も多いの?」「20~30人はいるかな」。ということで早速ココに話を向けてみると、「よくわからないけど、体験に行ってみる」となり、週末に体験入部してみました。ココにはバスケの試合を見せたことがないので、どんなスポーツなのか本人はまったく理解してないですが、ゴールネットにボールを入れればいいということはわかってるみたい。

 このチームはいろんな小学校からメンバーが集まっているのですが、同じ小学校の3年生はおらず。5~6年生に数人いるくらい。ただバドミントンクラブの友達が1人いるし、初対面の子たちとも仲良く練習してました。ココはなかなかコミュニケーション能力があるねぇ。バドミントンクラブは個人戦だけど、バスケは団体競技。協調性がつくだろうし、本人にとってもこういう経験はいいかも!

 練習中に保護者代表のママから入部についての説明がありました。この日、体験に来てた保護者はオレと、ママ1人、夫婦1組。その夫婦、説明時にママの姿がなく、パパが「説明ちょっと待ってください。妻がすぐに来るので。僕が聞いてもなにもわかりません!」と焦っている。なんで? いいじゃんパパで! と思ったのですが、オレはレアケースなんだよな。周りを見回すと、付き添いに来ているのはママばかり。ここでもパパはオレだけなのか……というか、バドミントンチームでは保護者はほぼいないのに、バスケ部は20人ほどママたちが来ている!

 保護者代表のママの説明によると、バスケ部では親が待ち回りで当番する、当番内容はコーチの飲み物を自腹で購入、体育館のカギの管理、練習参加の子どもたちの出欠など。ほかに年2回保護者会、その他雑用などなど……。バドミントンクラブは親の負担ゼロなのに全く違う! だけどココが入部したいというのであれば、オレはやりますよ。別の小学校のママとも知り合いになれるし。実際、説明時にママたちに「みなさんはどこの小学校ですか?」と質問しまくり、その場にいたママたちと盛り上がってたからね。妻くらたまは絶対こういうのやらないし。

 練習後、ココに「どう? 入部する?」と聞くと、「うーん……もう1度体験してから決める」というので翌週に再度参加。面白かったみたいで、正式にバスケ部に入部することになりました! ココはスポーツがホント好きなんだなあ。オレも妻もスポーツと無縁なのに……。バスケの練習は毎週日曜の朝。かけっこ教室はすでに年会費を払ってるので来年7月までは行かせることにしました。結果、バドミントン、かけっこ教室、バレエ、英会話、月2回の科学実験教室、そしてバスケットボールと習い事が1つ増えました。

 運動といえば、10月は区主催の運動会が毎週のようにあり、ココが通っている学童保育クラブの運動会もありました。例年、他学童との対抗戦でしたが、今年からは区内の学童で赤組・白組と別れることに。ココのチームは残念ながら負けてしまった! 学童は3年生までですが、運動会は来年もOB枠で参加できるので来年がんばろう!

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