インタビュー

日本のハロウィンから“パリピ”が消える? 「しんどくなった」若者が生まれるワケを専門家が考察

2018/10/30 18:30
Photo by Dick Thomas Johnson from flickr

 日本でもすっかり秋の風物詩となったハロウィン。本番は10月31日だが、9月には至る所でハロウィングッズを目にするようになり、ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンなどのテーマパークではイベントがスタート、10月半ばから下旬になると各地で大小のパーティーが開催される。特に東京・渋谷のスクランブル交差点周辺に、仮装した若者たちが大挙して押し寄せる様子は、ここ数年メディアで盛んに取り上げられているだけに、「ハロウィン=若者が大騒ぎするお祭り」というイメージを持つ人も少なくないのではないか。

 しかし、そんな日本のハロウィンに、変化の兆しが表れているようだ。楽天株式会社が今月発表した「楽天市場 ハロウィントレンド2018」によると、年々、ハロウィンを“イエナカ”で楽しむ傾向になっており、20~40代の男女600人を対象に実施した意識調査(2018年8月実施)では、「今年のハロウィンを過ごす場所」について約8割が「自宅」と回答、また「誰と過ごすか」については、過半数が「家族」と回答したというのだ。街中でのいわゆる“パリピ”的なハロウィンの楽しみ方が徐々に落ち着いてきたともいえるが、その理由は何なのか? 日米のハロウィン文化に詳しい同志社女子大学学芸学部メディア創造学科教授の関口英里氏に話を聞いた。

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確かに「軽トラを横転させる渋谷には行きたくない」となるかも
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