角川慶子の「シロウトで保育園作りました」第169回

「気が散るから」だけではない、保護者なしで保育園の運動会を開催したワケ

2018/10/06 17:00

娘が本格的に思春期に!

 保育園はこれからハロウィン、クリスマスなど、イベントがめじろ押しなのですが、とにかく最近の問題は娘と婿の関係です。5年生の娘がとうとう完全に思春期へ突入しました。いままで「ママ~」と私のベッドに潜り込んでいたのですが、寝るのも身支度も自分の部屋で行うようになり、土日には「お父さん、どっか行ってくれない? 1人になりたいんだけど」と、1人の時間をほしがるようになりました。どうやら私より婿を避けるのです。

 この件で、私は土日に大学の勉強ができるようになったのでとてもうれしいのですが、かわいそうなのは婿です。ふだん帰ってくるのが遅いので、休みの日ぐらい家でゆっくりしたいじゃないですか。それを「どっか行ってくれ」なんて(笑)。

 今日も朝に2人がむすっとしていて、婿が「それならお父さんは別居するしかない」と言い始めてしまいました。どうなるのだろう角川家。夫婦仲はとてもいいのですが、2人を考えると離したほうがいいのか、一度離れるとこのまま離散してしまうのか不明です。あまりこじれると娘の上級生みたいに「海外の学校へ行く」と言い出しかねないし、娘を手元に置きたいので、ここは母親としてうまくやらないといけないのかもしれません。

角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月に認可外保育園「駒沢の森こども園」、16年4月からは派遣ベビーシッター「森のナーサリー」、17年4月に認可外保育園「衾の森こども園」をオープンさせる。家庭では10歳の愛娘の子育てに奮闘中。

 

最終更新:2018/10/06 17:00
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