角川慶子の「シロウトで保育園作りました」第169回

「気が散るから」だけではない、保護者なしで保育園の運動会を開催したワケ

合同運動発表会の様子です。親が参加していない分、いつも通りちゃんとできました。角川の森に通う園児が一斉に集まると、かわいくて胸がきゅんきゅんしました

 あっという間に10月、娘が通う小学校では体育祭があり、私が経営する「衾の森こども園」と「駒沢の森こども園」の2つの保育園では「2園合同運動発表会」を行いました。2園合同の運動会のようなものですが、保護者参加型ではありません。ちなみに、これ以外に保護者を呼ぶ運動会もありません。両園の間にある目黒区立八雲体育館を借りたのですが、人気の体育館らしく何カ月も前から申し込んで、しかもその中から抽選でした。気軽に借りられると思いきやけっこう大変。

 人気の体育館だけあって、広いしきれいで、初めて体育館を見た子たちはテンションが上がっていました。逆に、超人見知り3歳児は泣いたり(そもそも体操着を着るのにも泣いてしまい、私服参加)、赤ちゃんが泣いたり(これは当たり前)しました。ただ、保護者参加ではなかったので、通常の体操アクティビティのように、集中できてよかったです。保護者がいると大きい子でも気が散って親に手を振ったりして、運動になりません。3歳以下だと間違いなく、保護者の方に走っていきます。

 夏祭りやクリスマス会でもダンスを行うのですが、保護者を見つけた途端、走って親のもとへ行き、結果参加できない子が毎年何人もいます。親はふだんの様子を知らず、そのときだけで判断してしまうので、中には「うちの子、全然ダメ」と子どもを過小評価する人もいると思います。それは避けたいのです。去年のクリスマス会の時、「プレゼントをお母さんのところに持っていってね」とイベント中に一度保護者のもとに子どもたちを行かせたら、その先のイベント進行がぐちゃぐちゃになったので、保護者と接触させるのはイベントの一番最後にしようと学習しました。

 衾の森こども園はもともとあった保育園を引き継いでいるだめ、遠足したり、芋ほりをしたり、毎月なにかしらイベントがあります(小さいイベントも含む)。来年度は駒沢の森こども園の年少さん以上も、遠足、芋ほりなど連れていく予定です。「遠足どこがいいですか?」と保護者とのグループラインで尋ねたら(合同レッスンに参加される際、登録をお願いしているグループライン)、現在年中さんのパパがいろいろと調べてくれて、具体的になってきています。

 「保育」を目的とする保育園出身の先生と、「教育」を目的とする幼稚園出身の先生とでは、考え方がまったく違うので、保育園出身の先生ばかりの駒沢の森こども園の方が保守的な部分があります。保育園出身の先生はケガをものすごく怖がる傾向にあります。それはとてもわかるし私も同じ考えです。ただ、駒沢の森こども園は幼保一体型の教育をしているので、年少からは子どもにがんばらせないといけません。年少からは私が主体でやっていこうと思っています。

 でも、個人差があるので、参加しない子がいてもいいと思っています。実際、グループレッスンに参加しない年少さんもいるし、こども園は義務教育の場ではないので、無理に参加する必要なんてないのです。「我が子が繊細だから」という理由で、他園ではなく角川の森に通っている子もいます。運動発表会が嫌なら休めますし、遠足が嫌なら休めばいいのです。

運動会って保護者的には懐メロを聞きに行くのがメインだから

しぃちゃん

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