吉澤ひとみ被告「保釈金300万円」は高い? 安い? “収入バレ”の地獄……

2018/10/02 10:00

 飲酒状態でのひき逃げ事故を起こしたとして逮捕勾留されていた元モーニング娘。の吉澤ひとみ被告が、26日正式に起訴され、翌27日に保釈された。保釈金は300万円であり、夫が現金で納付した。

 保釈とは、刑事手続において未決の被告人について、保釈申請を受け保釈金の納付を条件に身体拘束が解かれる制度で、起訴後のみ認められている。保釈金は犯罪の性質や本人の収入などが考慮されて算出されるため、保釈金から逆算すれば、本人の経済事情が見えてしまう。吉澤被告の300万円は、どういった数字なのだろうか。

「過去に逮捕歴のある芸能人の保釈金では、ホリエモンこと堀江貴文は総額で6億円、野村沙知代が5,000万円、小室哲哉は3,000万円、押尾学が1,000万円と、いずれも高額な保釈金を設定されています。吉澤被告の300万円は、世間的に見れば特段の高収入でもない一般人に対して適用される上限といえますね。芸能関係の仕事をしていたとはいっても、それほど収入はなかったのではないでしょうか」(業界関係者)

 確かに吉澤被告は、事故当日は練馬区内のファーストフード店で行われる販促イベントへ向かう途中だった。マネジャーの同伴もなく、事務所から禁止されていたとはいえ、自家用車で現場に向かう様子はとても地味である。

「もちろん芸能人の保釈金が押し並べて高額というわけではありません。酒井法子、高知東生、清原和博の場合は保釈金は500万円です。この3者は覚せい剤取締法違反容疑で捕まっており、収入ばかりではなく罪状の度合いも考慮されているとわかります。それでも、芸能人で300万円というのは、まず考えられない数字です」(同)

 保釈金から意外にも地味な私生活が明らかとなってしまった吉澤被告は、これからさらに世間の冷たい風にさらされることになりそうだ。
(文=平田宏利)

最終更新:2018/10/02 10:00
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