お約束という感じ

バナナマン・日村勇紀、『KOC』出席も「芸人のかばい合いに反吐が出る」と批判噴出

2018/09/25 16:26
KOC250
『キングオブコント2018』(TBS系)公式サイトより

 9月21日発売の『フライデー』(講談社)で未成年との淫行が報じられたバナナマン・日村勇紀が、『キングオブコント2018』(TBS系)に審査員として出席。“日村イジリ”が行われたものの、ネット上では、「芸人同士でかばい合うの、気持ち悪い」「これで許されると思ってるの?」などの批判が飛び交っている。

「冒頭では、同番組の審査員長を務める松本人志が『変な緊張感が……。特に今年はまた違う緊張感があるのは、もしかしたら日村さんがいるからかも』と“日村イジリ”を展開。それを受け、日村が『お騒がせして申し訳ありません』と謝罪するという一幕が見られました。その後も『まずは日村の点数から(採点しましょう)』などの松本のボケが見られ、もちろん視聴者の間では話題になったのですが、一部ネットユーザーからは『不快』の声が噴出。『これで“なかったこと”にするの?』『違和感しかない』という声も見られました」(芸能ライター)

 不祥事を起こした芸人をテレビの前でイジり、それを“禊”としてみせるパターンはよく見られる。例えば2016年12月にひき逃げ事件を起こし書類送検された(のちに不起訴)、NON STYLE・井上裕介も、相方の石田明をはじめ、芸人に散々イジられている。

「井上の謹慎中から、石田はバラエティ番組などで井上の話題が出ると『逃げる』に絡めてイジリを展開。さらにラジオ『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)でもケンドーコバヤシが同番組に出演していた井上に対し『井上は遅刻? 寝てんのか』『ポジティブに逃げたということか』などと発言。井上の事件を笑いに変えることで井上が帰って来る場所を作ろうという姿勢が見られていました。しかし、ネット上ではこうした“愛あるイジリ”に対し、『芸人同士のかばい合いは反吐がでる』『芸能界の中ではそう処理するんだろうけど、こっちは忘れないよ』という厳しい声も出ています」(同)

 世間の流れは日村を許す方向へと向かっているものの、一部ネットユーザーは不信感を拭えない様子。笑いの力だけではかき消すことのできない違和感があるようだ。

(立花はるか)

最終更新:2018/09/25 16:27
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