歌手生命も絶体絶命

性スキャンダルまみれのR・ケリー、実弟が「兄は14歳のいとことセックスしてた」とさらなる闇を暴露

2018/09/19 10:45
RKelly01
トラウマから脱却を図れるのは自分だけなんだぜ

 18禁のエロい歌詞をねっとりと歌い上げ、コンサート会場の熟女ファンにお触りさせるサービスを提供するなど、大人の色気あふれるR&B界の帝王、R・ケリー(51)。

 しかし彼の性的対象は、同世代の大人の女性ではなく、自分より30歳以上年下の女性たち。27歳の時に当時15歳だった歌姫アリーヤと違法結婚したり、15歳から18歳まで彼と性的関係にあった女性から慰謝料を払えと訴えられたり、未成年の少女たちとのセックスをビデオ撮影したとして児童ポルノの罪で裁判にかけられたり、「娘を洗脳し監禁している」「まるでセックスカルトの教祖」と女性たちの親から告発されたり、セックス・スキャンダルまみれのロリコン男なのである。

 本人はこれらのスキャンダルをすべて否定しているが、英BBC局が今年3月、ケリーの元恋人が「14歳の時、彼の性奴隷になるようDVやモラハラを受けながら洗脳された。私だけじゃなかった」と激白するドキュメンタリーを放送。彼女は、ケリーが女性たちと生活する家を「セックス・ダンジョン」と形容し、内容とともに多くの人に衝撃を与えた。さらに4月には「19歳の時、ケリーと関係を持ち、(セックス)カルトの一員になるようDVやモラハラを受けた」という女性が、「ヘルペスをうつされた」と被害届を出したことも明らかに。

 驚いた世間は、セクハラ/性差別撲滅などを訴える「タイムズ・アップ」運動の流れから、“ケリーの曲を流すな”という「#MuteRKelly」運動を起こした。これを人気ラジオDJ、音楽フェスの主催者、セレブたちも支持。音楽配信サービスの「Spotify」や「Apple Music」が彼の曲をプレイリストから除外したためケリーは事実上、歌手生命が絶たれた状態だといわれている。

 さすがにまずいと思ったのか、ケリーは8月に「I Admit(認める)」というタイトル通り、これまでの告発に関して懺悔するそぶりを見せる曲をリリース。しかし、直後に実弟のキャリー・ケリーが「I Confess(告白する)」というディス曲で「兄は男ともセックスする」「故意に性病を広める」と歌い、世間をざわつかせた。

 そのキャリーが、このたびオーディオブックをリリース。宣伝も兼ねて人気エンターテインメント・ブロガー、ターシャ・Kのインタビューに応じ、ケリーが当時14歳だったいとことセックスをし、そのいとこが17歳の時に妊娠・出産したうことを暴露したのだ。 

 キャリーは、チャンネル登録数30万人を誇るターシャのYouTubeの番組『unWinewithTashaK』に電話出演。「母が亡くなり、アリーヤが亡くなり、動画が流出しても兄は変わらない。どんどん悪化していく兄の行動に嫌気が差した」と述べ、「オレたちは子どもの頃、同じ人物から性的虐待を受けた」「そのことが原因で、兄は人を支配したがるようになった。だから、洗脳しやすい未成年の女の子を狙うのだろう」との見解を示した。

 キャリーは兄と一緒に音楽制作をしており、兄とアリーヤの「親しすぎる」関係も間近で目撃。「問いただしたところ、親しい友人だと弁解していた」が、自分の周りをイエスマンで固めるケリーは、自分にあれこれ意見する弟の存在を疎ましく思うように。

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