「土下座しろ」Hey!Say!JUMP熱愛報道で宮田聡子に向けられる狂気の異常性

2018/09/08 20:00

 9月6日発売の「女性セブン」(小学館)が、Hey!Say!JUMP・山田涼介(25)とモデルの宮田聡子(29)の“極秘3年愛”をスクープした。記事によればふたりの出会いは4年ほど前。知人たちとの食事会の場だったという。山田も宮田もほとんどこうした会食には参加しないため、居心地が悪そうだったようだ。結局ふたりともすぐに帰ってしまったのだが、山田が食事中に何かをこぼしたらしく、宮田がハンカチを貸したまま、それを忘れて帰ってしまった。山田はこのハンカチをいつか返そうと洗濯してとっておいたらしい。

 そして1年後、テレビ局でバッタリと再会した二人。このとき、山田がずっと借りていたハンカチを返したいと、二人で会うことになったのだという。こうした経緯で二人は徐々に仲良くなり、交際に発展したようだ。

 交際スタートから1~2年ほどして、宮田が山田のマンションの近くに引っ越し、山田も宮田に自宅の合鍵を渡した。この3年間、二人で一緒に外に出ることも、一緒に外食することもほとんどなく、同じマンションで時間を過ごしてきたのだという。また宮田は友人らに、昨年の誕生日まで交際を秘密にしていたそうである。こうした徹底的な気遣いにより、二人の交際が発覚することはこれまでなかったようだ。

 二宮和也(35)と交際が囁かれる伊藤綾子(37)はSNSで交際を“匂わせすぎ”と度々ファンから非難されていたが、宮田は匂わせ投稿をすることもせず隠し続けていた。3年間交際が発覚しなかったのはこうした二人の努力があったのだろう。

 だが、この報道を受け、一部の山田ファンはSNSで荒れている。宮田はインスタを主に利用しているがコメント欄を開放していないため、ツイッターのアカウントに山田ファンのとびっこたちが罵詈雑言を書き連ねているのだ。

「死ねブス」
「別れてください」
「山田くんの立場考えて」
「傷つきました謝罪してください」
「土下座しろ」
「私の山田君返してー怒 よくジャニーズと付き合えますね怒」
「ババアだから厚化粧で誤魔化すしかないんだね。セフレの分際でせいぜい本カノ気取ってればいいよ笑笑」
「ばばあ、売名行為やめろ!」
「総整形ヶ所数はどれくらいですか?」
「ホント無理一生山田と会うな死ね」
「山田涼介と取り敢えず別れてくんね?山田涼介はみんなのなのに一人の女性のものなんかにしたくないしこれ以上付き合ったまんまでも貴方にアンチが来るだけだからさぁ?」

 ジャニーズ事務所のタレントと熱愛報道が出た女性タレントの宿命なのか、同じように8月25日に「週刊文春デジタル」でKing & Prince・高橋海人(19)と元AKB・大和田南那(18)の熱愛が報じられたが、大和田の元にもツイッターで「このクズ」「海ちゃんとお幸せに~なんか言うと思ってんのかこのブスジャニヲタ敵にまわすと酷い目あうぞww」など罵詈雑言を浴びせるファンがいる。

 ジャニーズ事務所が長らくアイドル商売をやって来たツケでもあるのだろうが、少なくないファンが、“アイドルは恋愛禁止”であると訴えている。また、熱愛をしたそのアイドル本人でなく、なぜか相手の女性を“悪者”にする傾向が強い。

 好きなアイドルの熱愛報道は確かにショックだ。だが、アイドルだろうと人間なのであり、年頃になれば恋愛もする。アイドルとしての表の顔があるが、プライベートもある。公には「彼女なんかいません」と発言しても、それは仕事である。「隠し通せ」と詰められても、コソコソ交際していたのに嗅ぎ付けられて晒されるのだからどうしようもない。

 一部のファンに限定した話ではあるが、好きなアイドルの恋人に本気で「謝罪しろ」との言葉を送っているとしたら、あまりに幻想に捉われすぎてしまっているのではないだろうか。そして「ババア」「死ね」など、見るに堪えない言葉を投げかけた先には、その本人がいる。もし自分がこうした呪詛を見ず知らずの人間から投げかけられたらどう感じるか、少しは想像力を働かせてみてほしい。

(鼻咲ゆうみ)

最終更新:2018/09/08 20:00
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