星野源と三浦大知を結びつけたのは、思春期の「友だちいない」エピソードだった?

2018/08/20 20:00

 本日(8月20日)22時より、星野源の音楽番組『おげんさんといっしょ』(NHK)の第二弾が放送される。

 お母さん役の星野源、お父さん役の高畑充希、娘役の藤井隆、ネズミ役の宮野真守という第一弾(2017年5月放送)のメンバーのほとんどは今回も引き続き出演する。息子役の細野晴臣は出演しないが、彼と入れ替わるように新しく家族に加わるのが三浦大知だ。何の役で登場するのかはシークレットとなっているが、果たしてどんな登場の仕方をするのであろうか?

 三浦大知といえば、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』の主題歌としてもおなじみの星野源の新曲「アイデア」のミュージックビデオにカメオ出演し、間奏でのダンスパートの振付師も担当しているが、そんな二人の出会いは2017年12月、『ミュージックステーション スーパーライブ2017』(テレビ朝日系)のためのリハーサル日のこと。

 三浦の楽屋から星野の楽曲「Family Song」の鼻歌が聞こえ、それをきっかけに星野が三浦の楽屋に挨拶しに行ったのがきっかけだという(ニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』2018年4月3日深夜放送回より)。

 ソウル、ファンク、R&Bなどのブラックミュージックから強い影響を受けつつ、それらの音楽を日本のポップスとして再解釈しようとする点では比較的似たところにいるミュージシャンであり、それ以前からお互い存在は認識し、意識し合っていたという。実際、出会う前から二人とも、自分のラジオで相手の楽曲をリスナーに紹介するなどしていた。

 そんなわけで、一度つながりができてからは急速に距離を縮め、一緒に食事しに行くような仲になったという。星野はラジオのなかで三浦のことを<近年稀に見る友だち>とまで紹介している。

 『星野源のオールナイトニッポン』2018年4月17日深夜放送回には、三浦がゲスト出演。その際にはリスナーからのメールで、三浦が渋谷のCDショップにて、店内で展開されている星野のパネルと一緒に写真を撮っている姿を見かけたとバラされ、恥ずかしがりながら<ただのファンです>と告白する一幕もあった。

 番組では、お互いが好きなミュージシャン(ブルーノ・マーズやマイケル・ジャクソン)やゲーム(『メタルギア』シリーズ)について語るなど、二人とも趣味が非常に似ていることがわかったが、他にも共通する部分がある。

 それは、思春期の「闇」エピソード。学生時代の星野に不登校の時期があるのは様々なメディアで語っているのでよく知られた話だが、そういったタイプにはまったく見えない三浦も、思春期には友だちがいなかったらしい。

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