剛力彩芽に“謝罪”させた「大先輩の皆様」の盛大なセクハラと侮辱!

2018/07/23 20:00

 剛力彩芽(25)のInstagramが大きな話題となっている。ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営する株式会社スタートトゥデイの前澤友作社長(42)と交際中の剛力彩芽は、4月に女性週刊誌に交際をスクープされたことを機にInstagramにて前澤氏との交際を宣言した。前澤氏もまたTwitterで<真剣です>と交際を認め、さらには情報番組で<僕がしっかり彼女のことを守りますのでご安心ください>と語り、オープンな交際を続けている。

 個人資産約4000億円とも言われる前澤氏との交際とあって、剛力のInstagramのコメント欄やネット上の提示版には、祝福の言葉だけでなく、「お金目当て」「ファンを騙した」等の非難コメントも書き込まれた。そして先週、剛力が前澤氏と共にワールドカップ決勝戦を現地観戦したとわかる写真をInstagramに投稿した際にも、コメント欄は荒れに荒れた。

 タレントの岡村隆史(48)やキャスターの小倉智昭(71)が、テレビやラジオで「おおっぴらにするようなことじゃない」「ファンのことをもっと考えて」等の“苦言”を呈し、かねてより剛力のファンであることを公言している明石家さんま(63)も、7月22日放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』で「呪いにかかったように浮ついて」とため息交じりに語っていた。そういった外野――というか業界の大物男性たち――からの声が大きかったためだろうか、剛力は7月22日、Instagramに“謝罪文”を掲載した。

<私の投稿やコメントで応援してくださっている皆さまに、ご心配をおかけしてしまい申し訳ありません。大先輩の皆さまも気にかけてくださっているのを報道で目にしました。ありがとうございます。皆さまからのコメントもしっかりと読ませていただいてます。>

 <厳しいご意見やアドバイスを真摯に受け止め>自分の考えをまとめたという剛力は、資産家と交際しているけれども女優業を引退するつもりではないという意味だろう、<改めて、私はお芝居が大好きです>と仕事への情熱を綴っている。そして、<技術的な面の成長だけではなく、人間的な内面の成長をしなければ、本当の意味での自分の目指す役者にはなれない>と感じていること、<彼>こと前澤氏と過ごす時間には<普段経験することのできない体験や、出逢うことのない人との出逢い>があり、<その経験が自分の成長に繋がっていくように毎日を過ごしていきたい>のだと記した。つまり彼女自身は、決して玉の輿にのれそうだから仕事を蔑ろにするような気持ちではなく、前澤氏との交際が仕事にも良い影響を与えられるよう、意識しているということだ。

 そしてファンに向けて、<今、私がここにいられるのは、紛れもなく皆様のお陰です。与えていただいた環境やチャンスを無駄にせず、お仕事でもプライベートでも自分のできることは諦めずに全力で吸収しやり遂げ、足りないところがあれば勉強し、少しでも皆さまの笑顔につながるようなことがしたい、というのが今の私の答えです>と綴っている。

 また、「役者としてプライベートを見せることがどうなのか」という意見が寄せられたことについても、剛力は自らの価値観で答えた。

<自分の身の周りに起こる出来事は自分のお芝居とも表裏一体で、人間的な成長にとっても大切な要素です。そんな一瞬一瞬を感謝の気持ちで投稿できたらなと思います>

 しかし一方で、今までのインスタ投稿は<このあとすべて削除>し<心機一転>するという。今回彼女が自分の言葉で説明した通りの意図であれば、削除の必要はないように思うが、削除しなければならない事情もあるのだろうか。

 反響はかなり大きいようで、この“謝罪”投稿に付いたコメントは3000件以上に上る。「消さなくてもいいんじゃないかな?? 心機一転する必要もないはず!」「批判する意味がわからない 息抜きにサッカー観に行くの何が悪いの?」「削除する事ないよ」と剛力を激励するコメントが圧倒的に多いのだが、中にはやっぱり「ファンに失礼 馬鹿に、してる。恋愛1本なら仕事辞めろ。仕事1本なら別れろ」と非難めいたコメントもちらほらある。

 小倉智昭や岡村隆史、明石家さんまらが“苦言”を呈した投稿のコメント欄は、炎上と呼んでさしつかえないような中傷コメントが複数あったとはいえ、PRコメントも含めその数は700件前後。今回の“謝罪”投稿へのコメント数のほうがはるかに多い。

 それにしても、なぜ、小倉智昭や岡村隆史、明石家さんまらは、剛力彩芽のオープンな交際に“苦言”を呈したのだろうか?

 かねてより剛力彩芽のファンであると公言していた明石家さんまは、剛力と前澤氏の交際がわかった4月末の時点では、「年寄りと結婚した若いきれいな人は必ず金目的って言われる」「なんで周りがごちゃごちゃ言うねやろな」「まあ剛力が幸せになれば、それに越したことはない」と、彼女を擁護・応援する雰囲気であった。

 しかしその後はどうも、さんまは剛力の元彼なのか……? と不思議に思うような発言が目立つ。7月4日放送の番組『さんまのお誕生日会!豪華芸能人が選んだプレゼントにホンマでっか!?連発SP』(フジテレビ系)で、「剛力からもらった物は捨てました。心の整理つけた」と、かつて剛力彩芽からもらったおそろいのルームウェアなどのプレゼントを捨てたことを報告。もちろん共演の女性芸人たちから「付き合ってもないのに」とツッコミが入ったので、これもさんまの“ネタ”であり“ボケ”なのだろうと考えられる。

 だが、前出7月22日放送の『ヤングタウン土曜日』では、結局そのルームウェアを捨てていないことを明かしたうえ、未練たらたらの様子だった。冬物のルームウェアなので現在はクリーニングに出しているそうで、「忘れようと、捨てようと思ったけど、いろいろ。まだ(剛力と前澤氏は)結婚してないしね」と話したさんま。さらに、「今は浮かれて、年商5630億円? 自家用ジェットに乗って、よろめいてるけど。待ってあげようと。本当の幸せとはどんなものかと。帰ってきたかったら迎えてあげる」と、剛力への思いを口にした。

 普通に聞けばかなり気持ちの悪い発言なのだが、やはりさんまは芸人であるゆえ、これも「セクハラですし、気持ち悪いですよ」というツッコミ待ちの“ボケ”なのだろうか。大好きだという剛力彩芽を侮辱していることには気付かないのだろうか? 金に目がくらんで本当の幸せに気付かない愚かな女、と貶していることと同義であるのだが、好きな女性をそうやって侮辱しておいて「帰ってきたかったら迎えてあげる」とはどういう思考回路なのか理解に苦しむ。剛力彩芽が捨てられるというシナリオを念頭においているのもまた不思議である。

 規格外の資産家と交際していることで、高い注目を浴び、あれこれと交際に口出しされてしまうこととなった剛力彩芽。彼女が誰とどんなふうに交際しようが、その交際模様が自分の思い描いていたものと異なろうが、ファンをはじめ岡村にもさんまにも小倉にも関係のないことのはずだが、彼らにはどうしても剛力が“お金によろめき浮かれる若い女子”に見え、“本当の幸せ”とは程遠いはずだと危惧してしまうようだ。その危惧自体が彼女への侮辱に値するということは全く思い至らず、無自覚にセクハラし続けるという構図がありありと浮かび上がる。

 確かに、オープンに交際することで、いずれ別れるときが来たとしたら、「それ見たことか、捨てられた」と嘲笑されもするだろう。結婚に至らずに別れたとしても、男が女を一方的に振ったとも限らないわけだが、世間的なわかりやすいシナリオに沿って語られることは確実。そういった意味で、剛力彩芽がプライベートを発信することが、後に彼女自身を傷つけることになる懸念はあるといえるだろう。その場合に彼女を傷つけるのは“彼氏”ではなく、彼女に心配を寄せる“世間”であるが。

最終更新:2018/07/23 20:00
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