青山テルマのパラパラ曲が話題 DA PUMPに続いて、90年代リバイバルブームが本格的に到来!

2018/07/02 10:00

 現在再ブレイク中のDA PUMP。6月6日にリリースされた3年8カ月ぶりのシングル「U.S.A.」がダサかっこいいと話題になり、YouTubeにアップされたミュージックビデオ(MV)は1400万再生を突破した。

 DA PUMPの「U.S.A」は、1992年に発表されたユーロビートの楽曲Joe Yellow「U.S.A.」のカバー。90年代初頭のなんともいえない“ダサい雰囲気”がウケているとも言われているが、DA PUMPと時を同じくして、90年代リバイバルを感じさせる作品をリリースしたのが青山テルマだ。

 青山テルマは7月25日に発売するニューアルバム『HIGHSCHOOL GAL』に先駆けて、5月28日に新曲「世界の中心~We are the world~」を配信リリース。この楽曲がまさにユーロビートであり、MVでは渋谷109の前でパラパラを披露したり、かつての人気番組『進め!電波少年』(日本テレビ系)のような映像が登場したりと、90年代カルチャーに対するオマージュにあふれているのだ。

「ニューアルバムは、『HIGHSCHOOL GAL』というタイトルの通り、テルマの高校時代にはやった音楽やカルチャーへの愛情を詰め込んだ作品となっています。そのリード曲である『世界の中心~』は、“ギャル”という90年代象徴するかのようなカルチャーがテーマとなっている。DA PUMPの『U.S.A.』とは異なるアプローチですが、90年代的ダサかっこいいものがウケる今の時代であれば、このテルマの新曲もまた、今後話題になっていく可能性は高いと思います」(音楽ライター)

「世界の中心~」の中には、「うちらのアイドル永遠NAMIE」という歌詞が出てくる。「NAMIE」とはもちろん、安室奈美恵のことだろう。

「今年の9月で安室が引退するため、“アムラー”が社会現象となっていた90年代にスポットが当たることも増えてくるはず。そして、安室に影響を受けたアーティストへの注目度も高まるでしょう。そういう意味では、テルマがアルバムをリリースするタイミングとしては、バッチグーなのです。今年の下半期はテルマがきますよ」(同)

 近頃はバラエティー番組での活躍が多かったテルマだが、今年は90年代リバイバルの波に乗って、アーティストとしても大活躍しそうだ。

最終更新:2018/07/02 10:00
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