2018年4月期ドラマのワースト&ベスト

嵐・二宮&V6・井ノ原が14%超でトップ1・2、ディーンはワースト入り! 4月期ドラマ視聴率ランク

2018/06/30 19:00

ワースト3は上川隆也、ディーン・フジオカ、江口洋介

 続いて、惜しくも低視聴率を出してしまった下位3作品をご紹介。ワースト3位は、上川隆也が優雅な奥様・伊集院百合子(八千草薫)に仕える “パーフェクトな執事”を好演した『執事 西園寺の名推理』(テレビ東京系)で、全8話の平均は7.0%だった。数字だけ見れば“大コケ”に思えるが、金曜午後8時台は、16年の伊原剛志主演『ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~』が平均3.3%(全6話)で終わるなど、低視聴率の枠。今作は大物キャストが登板した甲斐があり、大健闘と言えるだろう。7月期は小泉孝太郎主演の人気作『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~THIRD SEASON』が始まるため、こちらも数字面で期待が持てそうだ。

 ワースト2位は、初回から5.1%と大爆死した『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』(フジテレビ系)。ディーン・フジオカ演じる主人公が“復讐の鬼”と化し、自らを陥れた男たちに制裁を下していくストーリーで、高橋克典、新井浩文、関ジャニ∞・大倉忠義、山本美月らも出演した。初回は、一部視聴者が「見るに堪えない」と嘆いたほど壮絶な拷問シーンがあったにもかかわらず、2話で5.7%、3話は7.1%にまで上昇。怒涛の展開が話題になるも2ケタには届かず、全9話の平均は6.2%という結果となった。

 そして、今期の最下位は江口洋介主演の『ヘッドハンター』(テレビ東京系)。全8話の平均は3.5%だった。これは、4月から始まったビジネスドラマ枠「ドラマBiz」の第1弾で、初回は4.5%でスタート。新設枠とあって、視聴者に馴染みがなかったことが要因か、2.6%(6話)と2.8%(7話)で2%台まで低迷した回も。7月からは同枠で仲村トオルや椎名桔平、大谷亮平ら、実力派キャストが集った『ラストチャンス 再生請負人』が控えている。

 夏ドラマは、綾瀬はるか主演の『義母と娘のブルース』(TBS系)や石原さとみ主演『高嶺の花』(日本テレビ系)をはじめ、『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系、吉岡里帆主演)『サバイバル・ウェディング』(日本テレビ系、波瑠主演)『チア☆ダン』(TBS系、土屋太鳳主演)など、人気女優の主演作が登場。ジャニーズタレント主演作では少年隊・東山紀之の『刑事7人』(テレビ朝日系)と、未成年女性との飲酒問題が騒ぎになったNEWS・加藤シゲアキ主演の『ゼロ 一獲千金ゲーム』(日本テレビ系)も、注目を集めている。どの作品が好成績を残すのか、目が離せない戦いとなりそうだ。

【2018年春ドラマ(午後8~10時台、民放5局)平均視聴率一覧】

1位『ブラックペアン』(TBS系・日曜午後9時)全10話/14.2%
2位『特捜9』(テレビ朝日系・水曜午後9時)全10話/14.0%
3位『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日系・木曜午後9時)全8話/12.9%
4位『警視庁・捜査一課長season3 ~ヒラから成り上がった最強の刑事!~』(テレビ朝日系・木曜午後8時)全10話/12.8%
5位『正義のセ』(日本テレビ系・水曜午後10時)全10話/9.8%
6位『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系・月曜午後9時)全10話/8.9%
7位『あなたには帰る家がある』(TBS系・金曜午後10時)全11話/8.4%
8位『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系・火曜午後10時)全11話/8.3%
9位『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系・土曜午後10時)全10話/8.2%
10位『シグナル 長期未解決事件捜査班』(フジテレビ系・火曜午後9時)全10話/7.7%
11位『崖っぷちホテル!』(日本テレビ系・日曜午後10時30分)全10話/7.5%
12位『執事 西園寺の名推理』(テレビ東京系・金曜午後8時)全8話/7.0%
13位『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』(フジテレビ系・木曜午後10時)全9話/6.2%
14位『ヘッドハンター』(テレビ東京系・月曜午後10時)全8話/3.5%

※平均視聴率は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。小数点第2位以下を四捨五入。

 

最終更新:2018/06/30 19:00
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