【連載】紫帆ママが見た「きょうのクソ客」第7回

「オジサンの下心」はバレている! バーのママが目撃した「飲ませオヤジ」のスカッと顛末

(前回はこちら) 

どうも、紫帆です。都内の某飲み屋街で小さなバーを経営している私が、夜毎の営業中に目撃したクソ客・変な客・珍事件について、お話させていただきますね。さて、今宵のお客さまは――
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来るたび違う女性を連れてくるオジサン

 そのおじさんは毎回、女の子を同伴していらっしゃいます。

見た感じは50代半ば、チビ。自称会社社長とのことですが、ちょい悪オヤジ風でもなく、ダークスーツにポマードで髪をぴったり撫でつけた昭和風情漂う「シャチョー」さん。連れてくるのもクラブホステスなどいわゆる高めの女ではなく、右も左もわからない上京したての女子大生や、メンタルが弱いらしくお酒の席で急にお薬を飲み始めてしまう女性など、言ってしまえば「金にモノを言わせて、自分がなんとかできそうな女」ばかりです。

そんな女の子を隣に座らせては、ルックスに不似合いな甘い声で90年代バラード(中西○三や徳○英明など、王道のやつ)をささやき、瓶ビールをせいぜい1~2本で切り上げ夜の街へ消えていく……それが同伴おじさんの飲みパターン。

 いえ、別にいいんです。周りに迷惑をかけるような飲み方でもないし、誘いに乗ってきた女の子にお酒を奢って、カラオケでちょっといい気分になっているだけなのですから。ただわたしが生来のゲス気質から「なんで毎回、自分がマウント取れそうな女性ばかりなの?」「どうして二度と同じ女性は連れてこないの?」「『酒弱いからあまり飲まない』って言うけど、本当は後のエレクチオンに影響するからじゃ……?」などと穿った目で見て、勝手に不快に思っていたことは否定できません。

 そんなある夜、同伴おじさんが珍しく強めの美女を連れて来店しました。年は40前後で、ワイルドなロングヘアが似合う、ひと昔前のロックミュージシャンのような目力のある女性。彼女はおじさんに促される前に席について、カウンターに身を乗り出して注文します。

「ねえ、ビール頂戴。なんかこの人が奢ってくれるって言うからサ」

 この前に相当飲んできたのか呂律が回っていませんが、それもまた昭和の女優のような気だるいセクシーさを醸し出しています。これはカタギじゃない……そう予感しましたが、同伴おじさんは上機嫌で「どんどん飲んで。ご馳走してあげるから」などと酒を勧めています(このおじさん、酔わせてヤル気満々である)。

 はじめのうちはスポンサーであるおじさんにしなだれかかったりと「サービス」していた強め美女ですが、ビールを1本、また1本と飲み干すうちに獣へと変貌。同伴おじさんが歌うバラードで気分が昂揚したのか、艶めかしく踊りながら近くに座っていた常連の男性客に抱きついて、ねっとりとしたディープキスを始めたのです。

こういうオッサン、いるいる!

しぃちゃん

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