嵐に唾を吐いたNEWS手越祐也はジャニーズ事務所に残れるのか 「嵐は口パク」替え歌の波紋

2018/06/14 20:00

 NEWSの手越祐也(30)が“未成年飲酒”問題を報じられることとなった。折しもNEWSは小山慶一郎(34)と加藤シゲアキ(30)が、未成年との飲酒およびイッキコール音声流出によって、活動自粛と厳重注意処分を受けたばかり。手越は14日に開幕するワールドカップの日本テレビ系メインキャスターに任命されており、ロシア行き直前というタイミングだった。

 手越祐也が未成年女性たちもいるパーティーで酒を飲んでいる動画を入手したのは、小山と加藤の飲み会の模様を伝えたのと同じ「週刊文春」(文藝春秋)。動画は昨年12月末に撮られたもので、六本木の会員制ダーツバーで手越が酒を飲みながらカラオケに興じている様子が収められている。当時19歳と17歳の未成年女性(ともにタレント)が参加していたという。

 このことだけでも仕事に与える影響は大きいが、それとは別にジャニーズファンが憤慨しているのが、手越が歌っていた“替え歌”の歌詞。手越祐也はCHEMISTRYの「Wings of Words」を流し、歌詞を次のように替えて歌っていたのである。

「いちばーん嵐のファンが多いけど~♪ 東京ドームで口パク聞いてる~♪」

 ファンクラブ会員数やCD売上枚数などからして、ジャニーズ事務所のアイドルグループで最もファンの数が多いのは嵐。そんな嵐だが、東京ドーム公演で「口パク」で歌っている……と揶揄し、かつ、嵐ファンはわざわざ東京ドームで「口パク」のCD音源を聴いて喜んでいる、という中傷であった。これに嵐ファンは激怒。Twitterでは怒りの声が盛大に広まり大炎上状態となっている。

 手越祐也が歌唱力に自信を持っていることは確かだろう。中学生のときにボイストレーニングを始め、学校帰りに個人レッスンを毎日2時間受けていたという。また、デビュー後にもセリーヌ・ディオンの生歌に感動したことから再びボイトレをしていた時期があるそうだ。その自負があるゆえに、先輩グループである嵐をバカにする気持ちが生まれてしまったのだろうか。

 ただし、嵐も歌番組で口パクのことはあるが、東京ドームコンサートで口パクを披露していたわけではない。ちょうど6月13日に嵐の昨年の五大ドームツアー『ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 「untitled」』の映像(DVD及びBlu-ray)がリリースされたタイミングだが、嵐メンバーは文字通り熱唱している。収録映像は、まさに手越がカラオケで「いちばーん嵐のファンが多いけど~♪ 東京ドームで口パク聞いてる~♪」と歌っていたであろう12月の公演のものだ。

 これまで手越の醜聞は、ジャニーズ事務所内でも特に問題視されずに流されてきたが、今回ばかりはどうなるか。何しろ未成年との飲酒によりNEWSメンバーが処分を受けたばかりという時期。TOKIO山口達也の事件もあった。未成年に対して、成人としてどう接するべきなのかを理解していないことは、大きな問題であるとの認識が広まりつつある。

 さらに、メリー喜多川氏に言わせれば「ジャニーズのトップはマッチ(近藤真彦)」だが、実質の人気トップは嵐であり、藤島ジュリー景子氏は手越の「嵐は口パク」発言を容認するのかどうか。他の先輩タレントたちも許容しない可能性がある。少なくとも、事務所内での手越の立場は相当悪くなりそうだ。

最終更新:2018/06/14 20:00
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