高評価だったけど

『コンフィデンスマンJP』、驚きの結末で幕も「2ケタ届かず」! 「映画化に期待」の声

2018/06/12 16:11
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『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)公式サイトより

 長澤まさみ主演のドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)が6月11日に最終回を迎え、平均視聴率は9.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)を記録。全話平均は8.9%だった。視聴者からは高評価が相次ぎ、ネット上では「すごく楽しめる作品だった!」「絶対に続編を作ってほしい」といった感想があふれ返った一方で、視聴率が2ケタに届かなかったことについて「面白いのに、視聴率はイマイチだったのか……」と惜しむ声も広がっている。

 同ドラマは、『リーガルハイ』(フジテレビ系)などの古沢良太氏が脚本を担当したオリジナル作品。長澤まさみ・東出昌大・小日向文世が詐欺師に扮し、二転三転するストーリーが特徴の“コンゲーム”が描かれていた。

「詐欺師の3人が、悪者からいかに金をだまし取るか。視聴者は毎回ストーリー展開に釘づけになっていました。最終話で、3人それぞれがどういった結末を迎えるのかに注目が集まりましたが、危機的状況を乗り越えた末、実は最終話が第1話につながるという大どんでん返し。これには視聴者も“騙された”ようで、『何かあるとは思ってたけど、まさかの展開すぎて、完全にやられた』『家族そろって「あ~そういうこと!」ってなった』『もう、おなかいっぱいすぎる! 大満足だよ!』といった声がネット上にあふれ返っています」(芸能ライター)

 ドラマは最終回を迎えたが、ファンの楽しみは“先”に向けられている様子。

「ファンから熱い視線を浴びているのが、“『コンフィデンスマンJP』映画化”というニュース。映画化は6月4日の第9話放送直後に発表されたもので、ドラマ公式Twitterでも『続報を待たれよ!』と告知されています。この発表にネット上は大盛り上がりで、『映画化、うれしすぎる』『見に行くという選択肢以外ないわ』といった声が続出。中には『楽しみだけど、本当の話か怪しく思えてしまう』『まさか、前売り券の売り上げを狙った詐欺か!?』なんて声もありました」(同)

 ファンから絶大な称賛を浴びる一方で、最終回の視聴率に肩を落とした人も少なくない。

「長澤らメインキャストの演技も好評のドラマでしたが、全10話を通して視聴率は2ケタに届かず。自己最高視聴率は第9話の9.5%で、最終回での10%超えに期待がかかっていました。ファンからは『数字なんて気にしなくても、面白いものは面白い!』『近年低迷している月9で、この成績は優秀だよ』と慰めの言葉もありましたが、一部では『ストーリー展開に読みやすい部分もあったからなぁ』『毎回どんでん返しがあるとわかってると、ちょっと興ざめ』といった否定的な声も上がっています」(同)

 映画が“予想外の大ヒット”を記録してファンを驚かせることになるのか? 期待しながら公開を待ちたい。

最終更新:2018/06/12 16:11
コンフィデンスマンJP(上) (扶桑社文庫)
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