なぜ投稿する? という永久の疑問

「ブッサイクな男」「顔までブスなんだよ!」容姿差別ツイートで炎上した有名人3人

2018/05/21 11:45
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WANIMA公式サイトより

 SNSが普及し、有名人の私生活や素顔を見られるようになった昨今。しかし、手軽に投稿できることが災いしてか、迂闊なコメントをアップして批判を浴びた例も多い。

 最近では、『NHK紅白歌合戦』にも出場した人気ロックバンド・WANIMAが2011~12年頃にTwitterに投稿していた内容が波紋を広げている。「ブッサイクな男が女に『くぅ~ん』みたいな顔して甘えていた。なんか真空飛び膝蹴りをお見舞いしてやりたくなった。皆さん、どうもこんばんは差別です」「後ろ姿が凄くスラってしてて『これぞモデル!』みたいな女の人が前を歩いてて、振り向いた瞬間顔が… もう何っていえばいいんだろ… 避雷針みたいな顔でした」などのつぶやきが現在になって掘り起こされ、問題視されているのだ。

「容姿批判を行ったWANIMAについて、『かっこわるそう』『わざわざ発信する気持ちがわからない』『いつも満面の笑顔で優しそうだな~って思ってたけど、一気にイメージぶち壊された』といった批判の声が上がっていいます。しかし一方では、『田舎のヤンキーみたいなツイート。イメージ通り』『WANIMAは、なんか胡散臭いと思ってた』『すれ違いざまにデカい声で「ブス!」とか言ってくる奴は、こいつらみたいな見た目だし意外性ない』といった納得の声も」(芸能ライター)

 男女問わずに容姿差別発言を投稿したWANIMAだが、同時期には2.5次元俳優として活動する夏目雄大が大炎上。その原因は、13年頃に投稿していた「ぶすに人権はない」「妊婦さんに膝カックンして絶望させる遊び」「腐女子だけは気持ち悪いから死んで良いよ」といったツイートが掘り起こされたからだった。

「夏目のツイートに対して、SNSなどから『女性蔑視どころではない』『二度と表舞台に出るな』『平気で言える神経が理解できない』とバッシングの嵐が巻き起こりました。今月12日には、所属事務所が謝罪コメントを発表する騒ぎに発展し、事務所は今後について『指導の徹底と再発防止の教育を実施する』と明かしたのですが、『反省するような性格に思えない』『解雇しないの? 犯罪者予備軍みたいなツイートしてたのに』との声が上がっていました」(同)

 さらに、14年にはメイクアップアーティスト・濱田マサルがTwitterで問題発言を繰り返して批判が噴出。

「Twitterでメイクに関する持論を展開した濱田は、それに意見するツイートを目撃したからか、『お前ら ばか』と意見したアカウントにリプライを送信。その1分後に、突如『心がブス 思考がブスだから 顔までブスなんだよ!』と投稿したんです。その後すぐに“ブスツイート”を削除し、『大人気の無いTweetをしてかなり反省してます』と謝罪。しかし、その後に『仕事柄、美しい方にしか会わないので』と言い訳めいた一文を含めた投稿をしたため、『性格の悪さが、その発言に凝縮されてる』『さすがにやばい。ほんと引いた』『自分の意見に沿わない奴は、全員ブスで馬鹿なのかよ』と反感を買っています」(同)

 軽率な投稿が炎上を招いてしまった有名人たち。ネットワークリテラシーだけでなく、常識も学び直した方がいいのかもしれない。

最終更新:2018/05/21 11:45
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