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『みなおか』『いいとも』『チューボー』ご長寿番組が終わった“大物タレント”のその後

2018/04/21 15:00
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『石橋貴明のたいむとんねる』(フジテレビ系)公式サイトより

 3月22日、前身番組を含め30年以上に渡って放送された『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が、最終回を迎えたとんねるず。同番組終了後、石橋貴明は新番組『石橋貴明のたいむとんねる』(同)を深夜枠でスタートさせ、木梨憲武は映画『いぬやしき』で16年ぶりに映画主演を果たすなど俳優として新しい道を歩き出している。とんねるずをはじめ、長寿・人気番組を退いた大物タレントは、その後どのような活動をしているのだろうか。

「タモリは、生放送で32年間も司会を務めた『笑っていいとも!』(同)終了後、宮沢りえとともに『ヨルタモリ』(同)を開始しました。午後11時台の放送にもかかわらず2ケタ視聴率を記録するなど好評だったものの、予定通り約1年で番組終了。現在、タモリのレギュラー番組は『タモリ倶楽部』『ミュージックステーション』(ともにテレビ朝日系)『ブラタモリ』(NHK)の3本。悠々自適に活動しているようです」(芸能ライター)

 さらに、『笑っていいとも!』の後に放送されていた『ライオンのごきげんよう』(フジテレビ系)は2016年3月に終了している。31年間、番組で司会を務めていた小堺一機は番組終了後の翌4月から『かたらふ~ぼくたちのスタア~』(同)というトーク番組のMCに就任し、10月からはCS放送の『コサキンのラジオごっこ』(MONDO TV)をスタート。さらには15年からMCを務めている『サタデープラス』(TBS系)にも生出演中と活躍中だ。

大御所中の大御所、堺正章が司会を務めた『チューボーですよ!』(同)も16年に終了している。

「1994年に放送を開始した『チューボーですよ!』は、13年に『新チューボーですよ!』へリニューアル。しかし取り上げる料理がマンネリ化したのか、視聴率は低迷し、22年間の放送に幕を閉じています。その後、堺は翌14年から放送が始まった『THE カラオケ★バトル』(テレビ東京系)、04年から出演中の『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)、昨年放送が始まった『ペコジャニ∞』(TBS系)の3本に出演中。いまだに芸能界への影響力は絶大のようで、最近では関ジャニ∞から脱退を発表した渋谷すばるに『まだまだ若いから、チャンスはある』『1人でうまくいけたらいいですね』とエールを送って話題になりました」(同)

長寿番組が終了した後も順調に活動を続ける芸能人が多い中、人気番組『クイズ! ヘキサゴン』(フジテレビ系)で司会を務めた島田紳助は、11年に芸能界を引退。

「暴力団との“黒いうわさ”が原因で芸能界を引退した島田は、別荘がある沖縄県の宮古島に移住後、13年にハワイへ移住したようです。昨年9月に放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)で、松本人志は島田について『今すごいムキムキ』と証言。芸能リポーター・井上公造は『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で『すべての筋肉がすごい』とコメントしていました」(同)

 長寿番組を持ち、長い間芸能界で活躍してきた大物タレントたち。レギュラーはなくなってしまったが、それぞれ“第二の人生”を楽しんでもらいたいものだ。

最終更新:2018/04/21 15:00
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