浜崎あゆみが「太った」「写真加工しすぎ」のネット意見へついに反論!! 「全部本当のわたしだよ」

2018/04/04 20:00

 浜崎あゆみ(39)が、ついに口火を切った。3月31日にInstagramとLINEのLIVE機能を使った動画の生配信をした浜崎あゆみだが、翌日にファンクラブ会員用のブログを更新し、動画視聴の感謝を綴るとともに「自分で画面見てソッコー思ったけどさ、水風船みたいに膨らみまくり浮腫みまくりだったね笑」からはじまる長文を投稿したのだ。

 浜崎あゆみは4月7日のさいたまスーパーアリーナを皮切りに全国を回るアリーナツアー「ayumi hamasaki ARENA TOUR 2018 ~POWER of MUSIC 20th A(ロゴ)nniversary~」を開催する。リハーサルなど準備に追われ慌しい中での生配信企画ということで、睡眠不足かつ美容にフルパワーの気を遣えていない状態で動画撮影に臨んでいた、と浜崎は説明。「確かに昨日のLINEライブの私はほんとに浮腫んでるわ頭の回転も遅いわで司会進行だなんて名乗れるもんじゃなかったね。それはただひとえに私が悪い。翌日に生放送があるのがわかっていたんだから、きちんと睡眠もとって休息もとってスッキリした浜崎あゆみでみんなに会うべきだった。ごめんなさい」と綴った。

 さらにこのブログを投稿した理由として、自身のスタッフがネット上の書き込みを見て「悔しい」と漏らしていたことを上げている。31日の生配信後、ネット上には「痩せた方がいい」「写真加工しすぎ」などの感想が多く投稿されていたそうで、スタッフはそれを見て悔しがったのだという。浜崎も「確かにLINEライブの浜崎あゆみを見た数時間後にインスタライブを見たりツイッターの写真の浜崎あゆみを見たらおい(P_-)ってなるよね。私もおいって思うよ、マジで。だって実際違うもん」と前日の自分が体調・美容面で十分良い状態ではなかったと認めながら、「でもさ、そりゃ残念ながらなんでこんな日に限ってって時に大切な日がぶつかっちゃうこと、みんなもないかな?」と同意を求める。そして「だけど、4時にLINEライブやったわたしも、9時半にインスタライブやったわたしも、11時半に帰宅して自撮りしたわたしも、全部本当のわたしだよ」とファンへのメッセージを送ったのだった。

 浜崎あゆみは、インスタに投稿してきた写真にエフェクトをかけて「痩せて見えるよう加工しているか」についても、太った痩せた等の正確な事実についても言及はしていない。わざわざ答える必要はないということなのだろう。確かに答える必要はない。たとえば体重が増えたら「いま何kgです」と報告するべきか? まったくそんな報告は要らないだろう。彼女がしたのは、あくまでも「3月31日の動画生配信の際は、忙しくて浮腫みまくりだった」という説明だ。また、アプリを駆使して加工した画像をオンライン投稿すれば、実際よりも美しい姿を装えてしまう「この時代」への違和感を覚えているそうで、彼女自身は写真加工については否定的なのだろう。とはいえスマートフォンやアプリが普及する以前から、マスメディア、特に広告や音楽の宣伝に使用する写真は、人物の肌などをレタッチして修整することはごくごく当然の仕事として存在しており、浜崎あゆみ自身もそれを受け入れてきたはずではあるが。

 浜崎あゆみに対する「太った」「劣化」という類の誹謗中傷はネットで人気のコンテンツと化している。たとえばGoogleで「浜崎あゆみ インスタ」と検索すると、本人のインスタアカウントへつながるページがトップへ表示されるものの、続くのは『浜崎あゆみインスタで画像修正しまくりwww』『浜崎あゆみ インスタ最新画像は可愛いのにテレビ番組では劣化』というコンテンツのページだ。まずスタッフがこうしたコンテンツが定番化していることを知らないわけがなく、浜崎あゆみ自身ももう認識していることは間違いない。

 つい先月には、AAAリーダーの浦田直也が、Twitterの公式アカウントで浜崎あゆみへの愛の言葉と同時に「文句あるなら、彼女の前と俺の前に美貌を持って文句言って来てね!アユ姉をぶすと言った人たちどんかひがびっても横に並んだらayuの可愛さにひかれるよ!」「ayu姉超えたら俺が、なんかしたるわ!まじないかな。勝てると思うなら来い」と、浜崎を貶める言葉をネット上に書き込むユーザーを想定していると見られるツイートを投稿。酩酊しアカウントを誤って投稿してしまったもののようで、当該ツイートはすでに削除されているが、上記ツイートは浦田のように表舞台に立つアーティスト側の人間も、オンライン上に散乱する誹謗中傷を多く目にしているということの証明ではある。

 浜崎あゆみの今回の「反論」はあくまでもファンクラブ会員という一部の熱心なファンに向けてのものであり、直接“アンチ”に向けたものではないが、映像で太っているように見える自分も、インスタ投稿写真で痩せているように見える自分も、「全部本当のわたし」と明言したことは斬新である。これまで著名人はどのような誹謗中傷をオンライン上で見かけてもスルーを決め込むのが正しいやり方だと信じられてきたところがあり、匿名で書き込まれるデマを含む中傷コメントは「ネットならば当たり前に存在するもの」と見られてもいるが、違うなら「違う」と著名人側が反論していいし、双方向のやりとりがあってもいいのだ。

最終更新:2018/04/04 20:07
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